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深海魚は深海を知らず!

一年ぶりの一時帰国です。

前回は、完全に仕事で、毎日商談の毎日だったので、今回は、

少し余裕を持って、日本の現状を知ることも目的の一つとして、

単身で帰国しました。

今回の短期滞在先に選んだのは、東京の蒲田です。

前回は赤坂の中心で、毎日仕事に追われる日々だったので、

今回は、山手線から外れた、羽田空港にも近い、蒲田を選び

ました。

住んでみて、びっくり。

外国人の多さには、驚愕を覚えます。

海外送金の用事があって、蒲田の郵便局を訪れて、さらに

その感覚を強めました。

なんと、その郵便局の利用者の8割が外国人だったのです。

もし、あなたが、当たり前じゃん。それが、どうした?

と思っていれば、それが『ゆでカエル現象』そのものであること

に気づく必要がある。

それだけじゃない。

ほぼ、毎日のように、電車が人身事故で遅れている。

日本の自殺者の数を、政府統計通りだと信じない方が良い。

必死で生きているあなたの周りで、毎日、何百人という仲間が

追い詰められ、絶望し、自ら自殺していく社会に対して、

あなたは、あまりにも無関心に生きていないか?

私は昭和生まれの、昭和育ちだから、分かるのですが、昭和の

日本では、弱者を無視し、黙殺する空気は、日本社会に存在し

なかった。

いつから、日本社会が崩壊したのか?

それが、バブル経済と、その後の長期デフレ経済です。

弱肉強食が当たり前。

バカは死ね!

敗者は消えろ!

こんな今の、日本社会の風潮に違和感を持たない、あるいは、

持てない民族が、生き残れることはない。

マレーシアでは、独立後初の政権交代があった。

その政権交代を成し遂げたのは、長期政権与党で奇跡の成長を

成し遂げた伝説的英雄のマハティール氏だ。

彼は、自ら22年間に及ぶ安定政権を終わらせ、後継者に跡を

譲った。

ところが、そこから、彼の本当の苦難が始まった。

彼の引退後に待っていたのは、売国奴政権や、独裁政権の国家

の私物化、売国化であった。

90歳を超えている彼は、老体にムチ打ち、戦い続けた。

一度権力の座を受け渡した彼には、不当逮捕や牢獄行きの可能性

が、常につきまとう中で、与党政権を離脱。

バラバラだった野党政権をまとめ、今回の独立後初の政権交代を

成し遂げたのだ。

国家の私物化・独裁の権化を奉る国家、ニッポン。

その独裁政権をなぎ倒し、悲願の共産国家ニッポンを目指す

野党とメディア勢力。

毎日何百人が自殺している社会に、なんの恐れも、疑いも

感じないゾンビと化したニッポン人。

私に今、見えている日本と日本社会は、上記の写真の通りの

タイタニック号沈没のイメージだ。

2020年には、日本の国体は失くなっているかも知れない。

この危機感と覚悟がなければ、日本は詰んでしまうでしょう。

深海に戻った、元深海魚のつぶやきでした。

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