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医療現場の外国人対応について考えてみた

あまり出かけないのですが、先日歯科大受診のため
大阪城公園内を歩いたら、
外国人観光客が増えてきていました。
私が住む地域も、観光地には一気に増えてきて
日本人しか見ていなかった地元では異様な光景にみえてしまいます。

先日、臨床に復帰を決心したところ、
実際に働くイメージをして、
外国人がふえてきた現状から、
つらつらと思うことを書いた内容になります。

3年近い鎖国状態から明けて、
予想していたインバウンドとはいっても
医療業界は
外国人対応が追いつけていないところが多いと聞きます


3年前までは、グローバル化にむけて頑張っていた日本
そんな時に、パンデミックで鎖国していたこのブランク。
この間にインバウンドに備えておくように!
なんども耳にしていたけど、
実際行動できていた医療機関は少なかったはず、

コロナ対応でそれどころではない状態は継続しています。

今、世界的には、通常にもどっていても
国内の医療現場はまだコロナ対応継続で
隔離対応、治療も専門機関で行なっています。
医療現場は
業務が増えたままです。

面会も許可されていないところもあったり
発熱、咽頭症状あればマニュアルにそった対応。
簡略化といいつつ、何かと増えている印象。

そんななか、このインバウンド。
外国人観光客の急患受け入れ、
在日外国人患者の高齢化。

円安、安全、綺麗、ホスピタリティ、サービスがいい
外国にいる方からの日本の人気が高いし、
これからもどんどん増えます。
医療ツーリズムも増えます。



その対応が全然追いついていないのが
医療現場。
医療者の離職も深刻な問題、
常に、スタッフ不足。

それにくわえて
外国人患者対応。
到底無理、避けたいのが大多数の本音。

日本にいると世界共通語の英語ができなくても
十分生活できます。

日本の英語教育を10年以上うけてきたスタッフが
ほとんどですが、私も含め
医療現場で英語対応は慣れていませんし、
英語がすぐ口から出ません。

わたしは、この休職中のアウトプットの練習で
やっと問診程度、ベッドサイドの会話程度なら
英語を口に
なんとか出せるようになりました。

病状説明は厳しいです。
これは翻訳に頼ると決めています。

補足説明程度なら、
覚えた医療英語のフレーズ並べて表現なら挑戦できる程度

わたしは、発音練習は苦ではないけど、
文章構成、表現の記憶が極端にできない。
繰り返し訓練のみ。

今聞いたのが
ザルのように流れていくことがあります。

だから何度もみて、読んで、発音を繰り返して
また時間をおいて、また見返す。
脳科学に沿った記憶に定着していく方法をしています。


医療現場のスタッフは、ほとんどの人は
教養あって、英語はある程度なら読めますし、
医師は英語で学会で発表もします。
看護師も志高い人は
英語も学習している人も増えているはず。

そして、翻訳ツールも、遠隔通訳サービスもあります。
でもつかいこなせないと
現場は回りません。
マニュアルがあっても、
使いやすいもので、周知されていることが必要
です。

通常業務で手一杯で、
外国人患者対応など、慣れない事があると
残務が増えてい
ました。
今はもっと大変だそあうです、
痛いほど想像つきます。
人が全然足りないし、やる事多い。
っていつも愚痴ってました。

ある疾患+せん妄、高齢、難聴、認知症、精神疾患を
抱えている人の対応のように
プラスαのケアが必要であるように、
ある疾患+外国人対応も同様に時間と
特別な配慮がいります。

そして、そういった現場に
また復帰することをイメージして
今日も心苦しくなってしまったのが
正直なところです。


どうして、先日復帰に決心して、
できることを頑張ると宣言したのに、
今日は全くそう思えない自分に
腹立たしくなりました。

それを言い訳に、
また過食してしまいました。

マインドセットができていませんね。

今日も
ここまで、よんでくださりありがとうございました。



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