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京都の片隅で猫と暮らす

はじめまして marco(まるこ)です

記事をお読みのみなさま、はじめまして。
京都在住のフォトグラファー、marco(まるこ)と申します。

□平日は会社員・休日はフォトグラファー
□夫と2人暮らし
□住まいは一戸建て

どうぞよろしくお願いいたします。

猫と暮らす

4月1日、我が家に子猫がやってた。
ノルウェージャンフォレストキャットというふわふわの子猫。
ブルータビーホワイトという素敵な色の名の毛並み。
黄土色の大きなお目めの男の子。
ペットショップで一目惚れして、
店から一駅離れて冷静な判断力と勢いをつけて戻り、
その日のうちに契約書を交わし、私たち夫婦は猫と暮らすことにした。
私たちは40代。最後まで寄り添う体力と財力と精神力を考えると、
ペットを迎えるのは今がラストチャンスじゃないかと思っていた。
命は重いのだ。共に暮らす家族になるのだ。
ヨーロッパの北の大地の血を引く神々しい毛並みに合う、素敵な名前をあげよう。
アルフレッドから「アル」でどうだろう。
アルくん、よろしくね。ようこそわが家へ!

我が名は獅子丸

その夜、猫を迎えたことを離れて暮らす妹に報告した。
妹「なんて品種?へー!ノルウェー!なんか高貴やねぇ!また会わしてなー!」
嬉しさ余って画像も送った。見ろ!これが新しい家族だ!
妹「写真可愛いー!おっきくなるみたいやね!楽しみやなぁ!」
そんな返信とともに画像が届いた。
…猫?にしては、なんだめちゃでかくない?え?これになるの?

私たちは勢いをつけすぎて、猫の将来の姿を確認していなかった。
ノルウェージャンフォレストキャットは大きくなるらしい。
そして、神々しい毛皮を蓄えた神々しい猫に育つようだ。
夫「え?でもペットショップの人は両親ともに3kg台の小柄な親ですって言ってたよ?」
いったい何が真実なのだろうか。

翌朝、胸元の毛並みに将来の姿の片鱗を見せる子猫を見ながら、私たちは改めて名前を付けた。

「獅子丸」

君の名前は獅子丸。でもなんかめっちゃ猛々しいから
大きくなるまでは幼名で「ししまる」にしとこうね。

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