HSP気質のくせに金髪にした話
もう誕生日だからってウキウキする年でもないし、プレゼントも自分が欲しいものは既に持ってるし、特に欲しいのもなかった。
でもなぜか今年はなにか記憶に残るようなことをしてみたくなった。
このところ、ずーっと記念日だからなにかとか、せっかくだからなにか・・・みたいな気持ちになれなかった。
いろんなことを経験してきて変に悟りを開いたような気になってしまっていた。
どうせこうだ!結局こうなる!みたいな凝り固まった考え方の悪い癖。
こういう考え方の根底には騙されたくないとか、信じていたのに・・・と傷つきやすい自分を守るため。
はしゃぐ自分について、帰宅後1人反省会するのがもう嫌だった。
それを誕生日という理由に打破してみようと急にひらめいた。
昔からまわりの人をビックリさせるのが好きだし得意だ。
刺激を受けるのも与えるのも好き。
だから周りの人をビックリさせたい気持ちもあった。
思い立ったら吉日。前回のnoteで綴った予約しなくてもいい美容院へ。
本当は銀髪にするつもりで行った。
人生初のブリーチだったので、何回かブリーチしないとグレーヘアにはならないと言われてしまったが、せっかくだから目に見えて変化したかった。
カラダは年々しんどくなっていくけど、頭くらいはキラキラ輝きたい!と1回目のブリーチした状態の金髪ままで1ヶ月過ごそうとその場で決めた。
自分で言うのもなんだけど、案外しっくりきてビックリ。
こんなに似合うならもっと若い時にやってみれば良かったな。
晩年の老人が過去を振り返った時に、やって後悔することより
やらなくて後悔することの方が多いのだとか。
そんなことを思い出した。
この両極端な性質はやっかいだ。
おばさんなのに金髪?(うそでしょ↓)
おばさんでも金髪?(いいね↑)
目立ちたくない気持ちと目立ちたい気持ちの攻防戦。
人にどう見られるかでなく、自分がどうしたいのかに焦点をあてたら、
ワタシは金髪にしてみたかった
だからやってみる
という結果になっただけ。
季節柄もあって暗くて地味でなるべく目立たないような服ばかりだったのが、春の明るい日差しとともに頭も金色でキラキラに負けじと、服装もメイクも明るいものの方が似合う。
今まで選ばなかったものに手が伸びて、お買い物が楽しい。
髪色1つで世界が一瞬にして変わった。
控えめに言って金髪にしてみて良かった。自分のしたいことに素直に従ってみてよかった。
そんな春。
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