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夏に咲く椿のこと

 ナツツバキは知らなくても

「沙羅双樹」は知っていると思います。


学校の授業で「平家物語」の冒頭部分を
暗記した記憶があります。よね 。

テストに出ます。的な。

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

Wikibooks より

この沙羅双樹が ナツツバキ(夏椿)
ヒメシャラとも、言われています。

祇園精舎のの聲、諸行無常の響あり。沙羅雙樹の花の色、盛者必衰のをあらはす。驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。

wikipedia より

引用元で、こうも リンク先 が異なるのは、意外な発見です。
(姉妹サイトなのに)

本来の沙羅双樹は、ナツツバキではないかもしれませんが、
椿 特有の
花 自らが、落ちる様子の 儚さ から、
夏椿が寺院に植えられるようになったようですね


サラソウジュ ≒ ヒメシャラ(シャラノキ)

椿は、寒い時期 のイメージが 強いと思われますが。


シャネル の デザイナー(ココ・シャネル)も
椿(カメリア)が 好きだったそうです。
有名なアイコンがあります。
(私は ブランドものに 疎いので.....)


日本では、伊豆大島の 大島椿 が有名ですが、
私は、長崎の五島列島の 椿 が好きです。
いつか、行ってみたいものです。
(ついでに五島うどん 。食べたい)


夏にも 「夏椿」が 咲きます。
冬に見る 椿 とは、味わいの 違う、
半透明にうっすら透けたような、とても優美な花をしています。

やさしさを感じる花だと、
思っていたけれど 優美には(優しさ)が入っている
( 憂い も感じるから不思議 )

ピンクシャラノキ / 夏椿「夜明け前」

夏椿の花は、朝顔と同じく1日花 で「儚く」終えます。

そんな、ナツツバキの花を
(花期が6~7月。 今年は 終わっている)
雅な 想いを 馳せながら、
平家物語 の 冒頭を思い出し
見つけてみては、いかがでしょうか。


そんな きれいな花ですが、
チャドクガという 毛虫が 好むらしいので
気を付けてください 。
( カユイ / イタイになります )


もし、痒みに襲われたら、冷やしましょうね 。
かいちゃダメです。


そういえば、先日
奈良美智さんが 夏椿のツイートしてました。

https://twitter.com/michinara3/status/1675321621874348033

それでは。また。


今回 の 記事は、この方の 記事から 着想を 得ました😊


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