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一度は行きたい!体験型エンタメ・インタラクティブ展覧会

非日常を味わえるエンターテイメント、特に現実との境があいまいになるような、自分が入り込める体験型イベント・施設にハマっています。

まずは没入系展覧会、世界に入り込む系、リアル脱出ゲームを中心に。次回はいわゆるイマーシブシアターをまとめてみます。夏休みのレジャーや旅行にもいいかも!


体験型エンタメ・インタラクティブ展覧会

スタッフはいるけど演技はあまりしないパターン。基本は演者なしか役どころにあった体で存在してるだけの場合が多い。

Convergence Station

[デンバー]

教会かな?神秘的

Meow Wolfによるアート施設では今のところ最大の「コンバージェンス・ステーション」。サイケな宇宙を思わせる世界の中に、なんだか不思議な街の風景とか部屋とかが詰め込まれてます。

地元アーティストを巻き込んで盛大に面白いものを作ってみた敷地には、クラクラするような光と色とが散りばめられてる。大人が本気出して遊ぶとこうなるんだ。QPASSを買うとさらにインタラクティブな体験ができるらしい。

かみさまがすまう森 

[佐賀・御船山楽園(夏から秋にかけて)]

ロビーがいきなりこれだもの

チームラボが佐賀の武雄温泉で夏から秋にかけて行うプロジェクト。実は2014年から続いていて、今年2024年で10年目だそうです。毎年のように少しずつ作品も増えてるみたい。時間によって池で光と音を使ったパフォーマンスも見られました。

2024年は7/12(金) - 11/04(月)開催。これ絶対行った方がいい。会場の御船山楽園は普段行っても最高の温泉・サウナがある旅館だから、幸せ度が半端ない。サウナシュランも受賞してるんだって。

Omega Mart

[ラスベガス]

並んでる商品は普通に買える

こちらもMeow Wolf。ビカビカに明るくてポップなデザインの商品が陳列された、アメリカによくあるスーパーのつくりなオメガマート。でも一皮むくとその裏には隠された秘密が…!

ただ単に風刺の効いた商品を見て回るだけでも楽しいけど、Boopカードを$3で買って店員アクセスを手に入れたら、さらに没入感を味わえるはず。

世界に入り込む系

アミューズメントパークも含まれそうな広義のイマーシブ体験。全体的にその作品や舞台のワールドへ入り込めるものをご紹介します。

あくまでも展示を見るって感じのものもあれば、自分が主人公になったかのようにその世界を体験できるものも。

ドラゴンクエスト アイランド

[淡路島・ニジゲンノモリ]

スライムがお出迎え

思ったよりこじんまりしてたドラクエアイランド。すんごい歩き回るクエストをしたり、はぐれメタル色(ラメが入ってる…!?)のカレーを食べたり。ゲームとかキャラのファンなら、淡路島への旅行のついでくらいのノリで行くといいかも。

Time

[メルボルン(終了)]

汚し隊がいいお仕事をしている

オーストラリアで活躍するグラフィティアーティストRoneの展覧会。これは今までの人生で行った全展覧会の中で一番よかった。倉庫や取り壊しになる建物でこんな感じの展覧会を数年に一度やってるみたいで、 2024年は6/28-9/30までパースで開催中

忘れ去られた教室や縫製工場、昔ながらの薬屋さんや図書室なんかがあって、音楽や照明、RONEのアートと共に独特の世界観を生み出してました。

つい先日まで何もなかったスペースなのが信じられないくらいに年月を感じさせられる展示物がいっぱい。埃が積もってたり蜘蛛の巣とか張ってんの!スタッフに聞くとその秘密を少し教えてくれます。

金曜ロードショーとジブリ展

[清澄白河(2023年終了)]

怒っちゃった王蟲

等身大(?)の王蟲を体験できて大興奮。他にもなりきり写真コーナーとかジブリ映画の歴史とかあったけど、そっちのけで腐海の森を堪能しました。

2024〜2025年はオームはいないけど「ジブリパークとジブリ展」開催中だって。

ハウパーヴィラ 虎豹別墅

[シンガポール]

ファンキーさがたまらない

秘宝館好き、B級観光地好きには力いっぱいお勧めしたい、別名タイガーバームガーデンHaw Par Villa。深い背景がありそうと見せかけて何の意味もなさそうな、クセのある彫刻の数々。個人的には猛烈に好き


ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター & Warner Bros. Studio Tour London The Making Of Harry Potter

[練馬 & ロンドン近郊リーブスデン]

飛んでいくマージおばさん

ハリーポッターワールド、イギリスのも東京のも行った!ロンドンからちょっと離れたところに行く旅路もなかなかよろしくて、ハリポタ世界も「この国ならこういう路地あってもおかしくないよな」という地続き感が楽しめるのが本場特有。

でも東京は東京でテーマパークとして面白いし、西武園ゆうえんち駅がハリーポッター仕様になってるのも嬉しい。駅のホームでハリポタの音楽が流れてくるの、なんかいいよね。

ジブリパーク

[名古屋近郊長久手]

こどもはトトロの中に入れる

実はテーマパークじゃなくて、あくまで美術品とかセットを見せてもらってるんだなっていう印象を受けた。エリアごとに世界観が違うし、あくまで公園だから思ったよりジブリの世界にどっぷり入り込んだっていう心境にはならない。

サツキとメイの家は昭和の家そのままっぽくて、引き出しの中の小物やなんかまでしっかり設定されててイイ。


ウェアハウス川崎店 電脳九龍城

[川崎(2019年11月閉店)]

もっと早く行っとくべきだった残念

これはホントに好きだったなあ。香港・九龍城砦の世界観をイメージした内装がすごかった。現地のクーロン城もなくなってもうだいぶ経つ。

噂には聞いてたけど閉店直前まで行くのを先延ばしにしてたので、最後に行けてよかった。ちなみにここで人生初の謎解きを体験。

新横浜ラーメンミュージアム

[横浜]

昭和レトロな夕暮れの情景

いろんな有名どころラーメンが食べられるのももちろん嬉しいけど、レトロ街並み再現が刺さった。店だけとか建物だけよりも大規模なの、やっぱり好き。

江戸たてもの園

[武蔵小金井]

銭湯のかごとか天井の高さがなんだか懐かしい

園内に町全体が再構築されてるから歩き回れて楽しい。よく見ると「ちょっと買い物に出てくるわ」って割烹着が椅子の背もたれにかけられた台所風景とか、小物の使い方にさっきまで人がいたような名残が感じられて素敵。

他にもいろいろ

カラフルだけが取り柄です

今思えばイマーシブのはしりというか、デジタル映像とかプロジェクトマッピングを使ったもの(スーパー浮世絵 江戸の秘密展)や動画と展示などを組み合わせた展覧会系(約束のネバーランド 体験ミュージアム)、映えを意識したカラフルなもの揃えましたよ系(Color Factory)も行きました。面白くないわけじゃなかったけど、1回行ったらもういいや。

謎解き・脱出ゲーム系

公園でおもむろに謎を解く

The Tokyo Matrixとか地下謎とかナゾトキ街歩きとか脱出ゲーム系も好きなので機会があれば体験しています。行ったことない街で謎を解きながら知らない場所を探索するのも新鮮。

サイバー系に見せかけてかなり体力勝負の脱出ゲーム

夜の海賊遊園地からの脱出

[川崎・よみうりランド(2024年終了)]

大規模なリアル脱出ゲーム初体験。通常の街歩きとかビルの一室で行うようなものと比べて、中の人が登場人物として演技したりしてイマーシブ感が強め。

夜のゆうえんちで歩き回ること自体もレアなので、新鮮な体験でした。予想よりかなりフェスっぽさがあった。珍しくギリギリ攻略成功。

SCRAPは関東・関西・街歩きなどいろんなリアル脱出ゲームを年内を通して開催してますね。2024年8月23−25日は幕張メッセで「リアル脱出ゲームフェスティバル」もあった。

おうちでできる謎解きゲーム”BOX ONE”も面白かった



こう見てみると、体験型施設にもさまざまありますね。演者さんも含めたいわゆる「イマーシブシアター」。特有の世界観に没入できる展覧会。リアル脱出ゲームやマーダーミステリーなどの謎解き要素があるものなどなど。

まだまだ行きたいところ、試してみたいものがいくつもあるので、これからも楽しみはつきません。

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