配信でみるライブはライブなのか
昨夜は、山下達郎さんの配信ライブだった。
夫についていくかたちで彼のライブに通うようになって、10年以上になる。
3回目の配信ライブとなる今回は、以前に映画館で上映された「 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012」をリマスタリングしての映像だ。
ライブであることにこだわるということで、なにがあってもアーカイブはなし、というのは最初の配信から変わらず。だけど今回は、数日にわたって昼や夜と回数も増やしての開催に。自分の都合のよい時間を選択できるように考慮されていた。
でもアーカイブはなし(笑)
そういえば、何度か他の人の配信ライブやイベントもみているけれど、わが家で最初に配信ライブをみたのは、昨年夏の山下達郎さんである。
この日のために、パソコンのスペックを確認して(わたしのパソコンなら大丈夫だけど夫のパソコンでは不安定(^^;))、HDMIケーブルを準備していつでもテレビにつなげられるようにした。
わが家に配信をみる環境が整ったのはこの日のおかげ。
その後にわたしがみた配信ライブも娘がみた嵐の配信ライブも、この日のおかげで快適だった。
今使っているBluetoothイヤホンは、この直後にあった別の配信ライブのために購入した。
実は仕事ではなくライブのために購入したイヤホンである(笑)
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配信ライブはライブなんだろうか?と少しだけ思う。
昨年からわが家では日常となりつつある配信ライブだけど、ライブとはいえ自宅だしパソコンやテレビの画面でみている映像だ。ビデオと何が違うの?と聞かれると返答に困るかもしれない。
生配信ならまだしも撮り下ろしや過去の映像だと、ふと、あれ?と思う。
そう思ったとき、「アーカイブなし」という山下達郎さんの姿勢は、なんだか少しわかる気がする。
この日この時間にみんなが同時にみる。それこそがライブ感なのだろう。ライブであることにこだわる人だからこそ、そこをこだわるのではないか。
この日この時間に離れているとはいえみんなと同時にみる。それが配信ライブの醍醐味(だいごみ)なのかもしれない。
…もちろん集まって一緒にみるのが一番だけど。
読んでくださり有難うございます!