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7/15~7/17ファイターズ戦を振り返る

前カード振り返り


はじめに

前カードではライオンズに同一カード3連勝を達成したイーグルス。プロ入り後負け無しだった武内、イーグルス戦足掛け3年で13連勝中だった今井、今季イーグルス戦2勝の隅田と正直3連敗もあり得たこのマッチアップで見事に逆の結果を生み出し、再び借金を完済。チームは波に乗りつつあります。
球宴前ラスト1週間、ビジターが続きますが好調をキープしていきたいものです。

ゲーム展開振り返り

第1戦 16-3 勝利!

瀧中ー福島のマッチアップ
イーグルスは2回に光と辰己のタイムリーで元気に4点を先制しますが、その裏ファイターズは松本の犠飛と野村のタイムリーですぐさま2点差とします。
3回4回は両投手立ち直りましたが、5回にイーグルスは大地のタイムリーと小深田の内野ゴロの間に3点勝ち越すと6回以降はフランコの満塁HR含む2本のHR等打線が爆発し、終わってみれば大量16得点!
移動ゲーム(前日入れていたんでしょうけど)で不利な状況下でそれを吹き飛ばす快勝劇で4連勝を達成しました!

勝敗を分けた場面
2回に4点取れた
事で野手陣がライオンズ戦で得た自信をそのまま表現出来ましたね。特に光の先制打、2死でチャンス潰えたかに思いましたがよくぞ打ってくれました。全てはここから始まりましたね。

第2戦 4-5 敗戦

内ー山﨑のマッチアップ
イーグルスは2回に阿部のソロHRで先制。その後は中盤5回まで両先発が好投しゼロ行進が続きます。再び試合を動かしたのは6回のイーグルス、浅村が2ランを放ってリードは3点に。
イーグルスは順調に勝ちパターンに持っていきますが7回に暗転。酒居が郡司にタイムリーを浴びると、代わったターリーがレイエスに痛恨の逆転3ランを浴びて一挙4失点。
しかしイーグルスも直後の8回に一輝がタイムリーを放って再び追い付きます。そして試合は延長戦へ。10回にファイターズは田宮がサヨナラ打を放ちゲームセット。カード勝敗はタイになりました。

勝敗を分けた場面
当然7回の守りのところ
でしょう。ファイターズは右の強打者が異常に多く、それが影響したのか単に序列が代わったのか、この日は酒居が7回に出てきました。
それとレイエスのとこで交代をしたわけですが、確かに彼、左投手になぜかかなり弱いんです。だからあの継投はまぁ良いんですけど、前日投げていたターリーとそうでない弓削。2人の序列がそこまで差があるとは思えません。なぜ…。

第3戦 2-6 敗戦

古謝ー金村のマッチアップ
ファイターズは初回に水谷が先頭打者HRを放って先制すると、3回には万波のソロでリードを2点に広げます。
イーグルスは5回にフランコの内野ゴロで1点を返し、試合は終盤へ。
先発古謝は8回途中まで2失点の力投、ピンチになったところで『勝利を呼ぶ男』翔太に後を託しますが、この日第2子が誕生したマルティネスと石井にタイムリーを打たれて計4失点。
9回に辰己のタイムリーで1点返すも、ゲームセット。カード負け越しになりました。

勝敗を分けた場面
まぁ結局8回のところでしょうね。あそこでダメ押せたかどうかでしょう。抑えてれば『勝ち運王子』の翔太ですから逆転したはずです。その勝負に負けた、やはりお子さんが生まれたマルティネスが上だったという事で。

個人成績

救援投手

  則本 1試合0.2回2安打0四球0奪三振1失点9球 1敗
  酒居 1試合0.2回2安打1四球1奪三振3失点32球
 鈴木翔 1試合1回0安打0四球2奪三振0失点12球 1H
 渡辺翔 2試合1回2安打1四球1奪三振2失点24球 1H
  藤平 2試合2回2安打2四球2奪三振0失点34球 1H
  吉川 登板無し
  弓削 登板無し
ターリー 2試合1.1回2安打0四球2奪三振1HR1失点5球
  小孫 1試合1回1安打0四球0奪三振0失点13球

・このカードはAチームの面々、則本・酒居・翔太といった辺りが大事な場面で失点し、勝敗に悪い意味で影響を及ぼしてしまいました。私としてはイーグルスは今季、Aチームが勝ちゲームで打たれて逆転負けするといったシーンが圧倒的に少なかったので「たまにはこんな時期もあるよね」と捉えています。次のカードでやり返してほしいですね。

・私の中ではターリー<弓削です。ここだけ言っておきます。

先発投手

瀧中 6回4安打1四球2奪三振1HR3失点82球 QS達成 白星
 内 5.2回4安打2四球1奪三振0失点87球
古謝 7.1回4安打4四球4奪三振2HR4失点102球 黒星

・瀧中は大量援護に助けられて無事に白星となりました。2回の失点シーンが結構納得いってなくて、4点もあるのに先頭のレイエスに四球。これは無いよねと。それと野村のタイムリーのところで、ボール球2球振らせて追い込んでおいて、勝負球ストライクゾーン打たれるのが何考えてるのかなと。甘いなと感じました。次もチャンスを貰えた時は状況を考えた投球をしてほしいです。

・5回まではまずまずの投球でしっかり無失点に抑えてきた内くんでしたが、6回の先頭にこの日初めての四球を与えたところから暗転、失点はしなかったもののイニング途中での降板となりました。奪三振能力に乏しいので、へばった時にどんだけの打球を飛ばされるのか心配になるんですよね。今後長いイニングを投げていく上でどのようにトレーニングしていくのか、今後の彼の成長に期待したいです。

・古謝は初回からHRを含む大飛球を飛ばされて結構ヒヤヒヤの序盤でしたが、自己最長の8回途中までソロHR2本に抑えるナイスピッチング。後続が打たれて最終的に4失点も、彼の中ではこれまでよりも大きく前進出来た登板だったと言って良いでしょう。
この日はスライダーが好調でカウント取りも空振りも取れていましたし、直球で変化球を活かすというよりは変化球で直球を活かすような投球で中盤は安定しました。後半戦も期待大です。

主な野手

  小郷(15-3)0打点0四球3三振
  中島(11-1)0打点1四球0三振
  辰己(14-7)4打点1四球3三振1盗塁
  浅村(12-3)1HR4打点1四球0三振
フランコ(14-5)2HR6打点0四球2三振
 鈴木大(6-2)2打点3四球0三振
  村林(12-3)1打点0四球0三振
  太田(8-2)2打点0四球0三振
 小深田(10-1)1打点1四球2三振

・『球宴の予行演習』と冗談めかした談話を残した辰己が絶好調。フランコと共にこのカードの打線を引っ張ってくれました。プライベートで(特に奥さんが)騒がしくしていますが、私は野球でしっかり結果を出してくれれば満足なので今季の辰己の打撃は大きく評価しています。辰己が走者を返し、浅村やフランコで2次攻撃の形を作っていきたいですね。

・さすがに中島くん疲れてきたでしょうか。ファームでもコンスタントに出ていたので、ここらで疲労が溜まってもおかしくないでしょう。次のカードの左翼はどうなるか、球宴明けはもしかしたら島内も??

・何気に交流戦明けからその打棒が鳴りを潜めていた『代打屋』茂木が3戦目で粘りに粘って長打を放ちました。さすがにあんだけ出場機会限られれば状態キープは難しいですよね。ただ、茂木の力は絶対に必要ですからあの神がかった活躍にまた期待したいです。

総評

1戦目を豪快に取りましたが、連敗でカード負け越しとなりました。リリーフの項でも触れたように、Aチームが打ち込まれての連敗とちょっと残念度が増してしまいますが、今季ほとんどゲームを壊さなかったAチームなので「たまにはこんな日もある」で済ましましょうよ。
実際、イーグルスが持っていきたい形には試合展開的に出来ているので悲観は本当に不要かなと思っていて、そこまでショックは大きくないです。裏ローテでこんだけ出来れば後半戦に希望も持てるでしょう。実際今のファイターズ、結構強いですからね。こんなもんでしょうよ。

次カードに向けて

次は移動日を挟んで神戸でバファローズとの3連戦です。球宴前ラストのカード、連続での遠征で大変ですが休みが入りますのでもうひと頑張りお願いしたいです。
先発予想はイーグルスが早川ー岸ー藤井、バファローズが曽谷ーカスティーヨー佐藤でしょうか。苦手な曽谷がくる1戦目、ここは前週を思い出して「そんなん知るかボケェ!やったるわ!」の精神で是非とも打ち崩してほしいです。
球宴前最後ですから、まずは何とか勝ち越して休みに入りたいですよね。表ローテですし、苦手な投手もいますがしっかり勝ち越してゆっくりしましょう!

ここまでの勝敗 40勝2分41敗
昨年の83試合終了時点(7/17時点) 39勝1分43敗

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