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時々保護者の方からメッセージが入ります。
ありがたいことに、嬉しい事の共有です。
昨日は初めて「100点取った~。」と写真が送られてきました❣
漢字のテストで初めて100点取ったのです。
しかもきれいな字で書いてある・・・。

先日「社会が子育てを援助することの本意」として記事を書きました。
その事と少し重なることになりますが、
社会が子育てを援助するというのはこう言うこと。

テストで100点取った!ということを言っているのではなく
テストで100点取ったという感激的な出来事を私たち援助者と共有することができると言うことです。
核家族化して、世代を超えて家族一緒に暮らすことが少なくなった今
家族に起こる大変な事や嬉しいことを共有できるのはせいぜいその子とその子の保護者くらいでしょうか?
発達に不安がある子の子育ては大変な事の連続で、
その大変さを不安がない子育てをしている友人や知人に話したところで
「うちの子も同じやよ~。」って片づけられてしまう。


漢字テストで100点は小学生低学年であれば通常によくある出来事だろう。
そんなことぐらいで大喜びすることを
どれくらいの人が理解してくれるだろうか?
子育てのことについて相談したり、喜びを共感するにも人を選ばなければならないし、そもそもそんなことができる人はなかなか居ない。

だから、私たちはその役割も担うのだと思う。
家族のように発達の不安な子の子育てを支え、
子どもの発達、成長を一緒に喜ぶ、
まるで私たちのサポートへのご褒美のように。

大変なこともうれしい事も
どんなこともたくさんの人と共有できることが
いろんなことの支えになる。

ほんの小さな些細なことでも
安心して信頼して話せる関係性を築くことが
今の社会では難しくなってきている。
子育てに関しては特にそうで、
子どもの成長を共の喜ぶことができるには
日頃の子育ての大変さを分かち合う関係性を築いておかなければ
むずかしい。
そんな関係性を保護者の人と築くことができる私たちは恵まれて
いると思う。
喜びを子どもたちや保護者の人と共有できると言うことが
日々の業務の大変さを総消しにしてくれるのです。

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