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 大阪のとある専門学校で縁があり講師もしています。
その専門学校の専門的なことを教えるのではなく、
私の専門である発達凸凹である若者やユニークであり、学びづらく、生きづらい学生を対象に脳機能を向上させるような工夫をしつづ、大切だと思うことを講義している。

そして、その授業で数年前から<SDGs>を取り上げている。
実は こんな私でも、しばらく前にCSRプラクショナーと言う英国のCSRに関しての資格を取得させていただいている。
最近はすっかり専門的なことを学ぶ機会が得られていないけれど、
それでも、SDGsのことについては取り上げ、学生と共に深めている。

最近は非常事態宣言下であるため、
専門学校の講義もオンラインとなり、
なんだか寂しいけれど、
限られた環境で、楽しく学べないか?と試行錯誤している。
先日の授業で『17の開発目標の中で、身近に感じる開発目標は何か?
3つ選んでください。』と言う問いを投げかけた。
学生たちはどれを選んだと思います?


私は、てっきりその専門学校の専門に関連することだと予想していたけれど、大きく予想を裏切られた。






多くの学生が選んだ開発目標は
『5』<ジェンダー平等を実現しよう>であった。



「身近にLGBTの人がいる」という学生もいたし、
「ニュースでよく目にする。」と答えた学生もいた。
そう、学生たちが見聞きするSNSなどのサイトでは
ジェンダーに関することが多いのだ。




これ、どういうことか?って言うと
みんなが考えている以上にジェンダーの問題を考えた対策やハード面での変革が必要だと言うことです。
ありとあらゆる書類に書いてあるジェンダーの選択や
施設内でのジェンダーに対応した設備。
特に学校内での設備や部屋、彼らに対してのメンタル的なサポートは早急に必要だと言うことです!



私がサポートしていた若者の中にも
「この子はゲイなのではないか?」と思った子がいた。
ゲイという定義もよくわかっていないけれど・・・。
それでも、「あなたはゲイですか?」とか「レズですか?」と言うのは
憚れる。
それとも、オープンに尋ねても良いのか?
なんてひとしきり考えて、また知人に尋ねてみようと思うのだった。



ユニークネスは発達のこともあるけれど、
もちろんジェンダーに関しても同様だ。

本当の?インクルーシブは
そんなこともひっくるめて進んで行かねばならないのだろう。


もちろん、開発目標「5」の課題の多くは女性が不平等な扱いを受けていることに関してなのだけど・・・。


こんな風に今年も学生たちとSDGsについて深めていく一年です。

個性といういろんな色がいろんな形で彩っていく美しい社会の実現を目指し 活動しています。 どうか応援、サポートお願いします。 今は、奈良の限界集落の地域おこし、オルターナティブスクールの創設、 組織内のダイバーシティ化推進を目標にがむしゃらに頑張っています!