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こだわりのソーシャルビジネス<地域おこしと私の夢と④>

いよいよ村での生活が本格的になってきた。
ようやく最低限の家電がそろい、日用品が補充されてきた。
一人での世帯というのは何とも不便で、効率的ではない。
今まで以上に無駄を省き、いろんなことを我慢する。
特に食事の面ではまだまだ、満足いく食事は食べられない。
なんといっても食料品や日用品を買うところがないからだ。
わざわざ下まで買いに行くなんてことは私には無理。
ひたすら村で籠っている。
ほとんどネットで買う。
配送業者は3社。
もうすべての配送会社が私の事を知ってくれるようになった。
村なので、配送は1日1回という感じの時もあり、
そこは協力し合っております。

村の夜は早くて、朝はすがすがしい。
天気が良ければ、うぐいすの声で目覚める。
これまた『うぐいすぅ~。』って感じの典型的な鳴き声です。
山の谷間にある村なので、1日の気温の高低差が結構ある。
ようやく寒さがましになってきた今でも朝晩の気温は一桁になる。
ただ、日が当たり、山々が目覚めてくると
その美しい姿にただただ見とれる。
いくつもの山々が重なり、様々な木々が素晴らしい色で山々を彩っている。
今は山桜がきれいです。

こんな村で、私の地域おこしは始まっています。
今は、ただただ仕事場や生活に慣れることが優先される。
こう見えて私は内向的。
最低限の人との交流と日常での生活を営んでいる。
まだまだ、山々を楽しむほどの余裕がない。
あともう少しは今のような感じで進めよう。

そう考えると、私でも?新しい環境になじむのには相当の努力や時間を必要とするのだから、もっと人との関りやコミュニケーションが苦手な人はもっと大変だろう。
小さい子を抱えていたら、もっと大変だろう。
子育てだけでも大変だから、それ以上の事はなかなか積極的にできない。
孤立していくのは自然なこと。
娘が時々話す同級生の子育てのほとんどは実母に子育ての手伝いをしてもらっている。だから、必然的に実家の近くに家を構え、仕事に出かけているようだ。

そんな恵まれた子育て環境にいないお母さんのほとんどは大変だ。
孤立することも否めない。
だから、そんなことに歯止めをかけたいと思って、地域おこし同様に
新しい事業として『Talk To Me Project』を展開している。
お母さん方の話し相手をSNS上に。
どうかこのプロジェクトが実現するように皆様のご協力をお願いいたします。
『Talk To Me Project』クラウドファンディングサイト

個性といういろんな色がいろんな形で彩っていく美しい社会の実現を目指し 活動しています。 どうか応援、サポートお願いします。 今は、奈良の限界集落の地域おこし、オルターナティブスクールの創設、 組織内のダイバーシティ化推進を目標にがむしゃらに頑張っています!