九鬼の記事vol.66(2021.03.15)
0.今週の記事のレビュー
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「今週の記事のレビュー」では、本記事を簡単にまとめています。★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
1️⃣今週の学び:今週の学びは「子どものスプリントについて」
2️⃣今週の陸上部・巧のトレーニング:巧のスタート練習」
3️⃣今週のオススメ論文:今週の論文は、「左右差の解消とスプリントパフォーマンスの向上を目的とした戦略的な筋力トレーニングの可能性」
今週の論文は、コメントへの回答として紹介します💪
4️⃣時事ネタ・記事の紹介とコメント:
5️⃣Q&A:
1.今週の学び
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「今週の学び」では、今週のできごとから九鬼が感じたことについて述べています。主にトレーニング・コーチングの現場での気づきを発信したいと思います。
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前回の論文に対してコメントをいただきました🙇♂️
いつもありがとうございます。記事を読み、リミットファクターになっている点が自分にもある事は自覚しています。自分でもそこそこ理解しているようには思っているつもりです。ちなみに接地時間についてだけを焦点にすれば良いのでしょうか?また疲労は関係ないとありましたが、接地の仕方や脚の運び方からある一定の練習を超えたら疲労はあるように感じていましたが、これはリミットファクターがあったために疲労につながったという事でしょうか?怪我などによる影響から生じることで、疲労とは筋疲労を指しているのでしょうか?リミットファクターと疲労との関係はないのでしょうか?よろしくお願いします。
これに対して、スプリント中の左右差について書かれた論文を紹介しています。
股関節の伸展筋群に着目するといいのでは?という論文です👍
下に記載しているので、ぜひご一読ください🙏
今週の学びは、「子どもの疾走能力について」です。
今週の木曜に、パーソナルトレーナーの前田さんのジムに招待していただき、お話しする機会を設けてくれました🙏
前田さんと協議した結果、「子どものスプリント」について主にお話をしよう!ということになって、その準備をしていたので少しスライドを紹介しますね😄
PHV(Peak Height Velocity)は、身長が急激に伸びる時期のことをさします。
男子なら12-13才が平均で、女子なら10-11才が平均的。
一気に身長が伸びる時期があるので、それによってスプリント能力が変わる(速くなったり時には遅くなったりする😅)というのが、よく研究されています。
基本的には、スライドに示しているように、ストライドが伸びます。
これは、身長が大きくなることによって、一歩の大きさが必然的に大きくなったり、身長と関係して筋力も強くなるので、それによる影響もあるかもしれません👌
一方で、脚が長くなる分、どうしても早い動きをすることが難しくなって、一時的に回転数であるピッチが低下すると考えられています⤵︎
こういった特徴を踏まえておくことで、
目の前の子どもに対してどのようなトレーニングや練習が必要なのか??ということを考えることができると思います💪
実際の講義では、実技も踏まえながら、実際のトレーニングまで話を広げていきたいと思います👏
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