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「結婚相手は直感でわかる」って本当かも。#1

東北に引っ越してきて、もうすぐ1ヶ月が経とうとしている。洗濯物をとりこみながらふと、「夫と再会したの今年に入ってからなんだよな」と数年一緒にいるかのような馴染み具合と、時の流れのギャップにあらためて驚いていた。

というのも、私が結婚することになったのは突然だったからだ。2021年、パートナーもいなかった私がまさか年が明けてすぐに結婚することになるなんて。ましてや、東京を出て専業主婦になっているだなんて、誰が想像していただろうか。

2021年12月

新しい職場にも慣れ、ホッと一息つけるようになってきた頃のこと。派遣で大学事務をやっていた私は、来年もこのまま派遣社員でいるのか、違う大学で正規の職員を目指すのか悩んでいた。一人暮らしを続けていくには、派遣社員だけでは不安定なこともあり、週末は副業で収入を得る日々。それでもいいと思っていたが、正直休みたいという気持ちもあった。

一度、仕事でうつになりかけ生活が破綻しかけた経験から、仕事をセーブしつつも生活を維持するためになんとか働いていた。大学の仕事は楽しく、人もいい人ばかり。なんのストレスも感じていなかったはずが、原因不明の胃痛や吐き気におそわれることが増えた。自分でも気づかないうちにプレッシャーを与えていたようだ。

クリスマスが近づいてきたころ、当時どハマりしていたドラマを観ながら、久しぶりに「恋愛っていいな」と思うことがあった。ただ純粋に誰かを好きになり、一生懸命になり、好きだという気持ちも相手のこともまるっと大事にしたいと思う感覚。「結婚したい」そんな気持ちが自然に湧いてきた。
アラサーにもなり、もう恋愛には疲れてしまって。誰かを好きになったり、連絡とったり、くっついたり、離れたり、もう傷つきたくない!このまま一生独身でも……と引きこもっていたけれど、それ以上に、「もう独りでいるのは疲れた」という気持ちが溢れてしまった瞬間だった。そして、もう一度「好き」という気持ちと向き合ってみようと決意した。

でも、一体誰と??パートナーも好きな人もいないのに、私は誰と結婚するんだろう。どんな人と結婚するんだろう。出会う前に想像ばかりを膨らませていたとき、一つの答えが出た。
それは、結婚相手は「どんなことがあっても許し合える関係」になれる人。これが、自分の中で導き出された 結婚する(=家族になる) ということだった。

自分の人生を振り返ったとき……というと壮大な話に聞こえるが、これまで出会った人たちを思い出したとき、「結婚するならこの人しかいない。」そう確信した人物がいた。それが今の夫だ。


結婚することになったとき、誰に話しても「ドラマみたい!映画みたい!」と驚かれ(笑)だったら、自分の手で書いてみようかと、ふと、このnoteを書き出してみました。

近くに友人もおらず、おしゃべりするのは夫かスーパーの店員さんか。幼なじみには「主婦でずっと家にいるのは向いてなさそう」と言われる始末。でも、東北での専業主婦生活、けっこう楽しんでいるんです。なんなら当の本人は、専業主婦も向いてるじゃん?って。

時間もあるし、何か書きたいなぁと考えつつ、やっと行動に移せました。転勤妻の暮らし、新婚生活、東北での日常の出来事をちょこっとずつお送りしていきます。あと、夫との結婚までの道のりの続きも、また書きますね。
読んでくださった方が、少しでもほっこりしてくれたらうれしいです。この話気になる!ということがあれば、コメントもお待ちしています。

お読みいただきありがとうございます☺︎

おぐまり。


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