場所の形
昔よりも、「悲しい」と思うことが増えたように思う。
自分ではどうにもできないこと、
「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」、
せっかくのきらきらが、「仕事だ…」に消えてしまうこと。
昔よりも、何かを大切だと思う深さが大きくなったからなのかもしれない。
私たちは、いつだって必死に生きていた。
「悲しい」だってたくさん乗り越えてきた、はずだ。
それでも、年を重ねれば重ねるほど、「悲しさ」が身体に響いてしまう。
大人になることは、強くなることではなく、
知ることなのかもしれない。
期待したいからなのかもしれない。
「悲しい」は心が折れるから。
解決なんてできないから。
「悲しい」の居場所を教えてほしい。
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