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会社設立⑦ ~発行可能株式総数、何それ?

皆さん、こんにちは!
サラリーマンやりながら起業に挑戦!のケイです!

前回「会社設立・・何からやる?⑥ ~資本金はいくらにする?」では会社の資本金をいくらにするか、いくらをもってスタートするかについて特別な理由が無ければ1000万未満が税金的に良い、300~500万円が一般的と書きました

今日は「発行可能株式総数」について書きたいと思います。言葉的には、なにそれ?って感じですよね・・

そもそも株とは、その会社の所有権、発言権とも言えます。
テレビとかでも、

・大株主が堂々と現れる → 回り「ひえぇえ、おや?、え?」
・大株主「こうしなさいぃ~」 → 周り:「は、はい(タジタジ)」

みたいなシーンがあったりするのは「持つ株の割合(何%など)=会社所有の割合」で、その分会社に方向性が決められたり経営者や役員などに命令、依頼、助言ができたりするからです。

その会社の将来性が評価されたり、業績が上がったりすると今後株価が上がる?良い会社かも?というので投資会社から投資を受けたり、個人投資家に買われたりします。

会社側からすると外部に自社株を売る事、それによって資金を調達する事になりますから将来、上場などを考えるなら「何株まで発行し、外部に買われるようにするか」は少し考えて決めた方が良いかなと個人的には思います。

と言っても、後から資本金を入れたりで変更もできるので絶対今後変えられないものでもないのですが、個人的には手続きの面倒さを考えて、一番考えて気にしていた項目でした。

改めて「発行可能株式総数」の定義をすると
・会社が発行できる株式数の上限ではない
・株主総会の決議無し(僕が言う手続き)で発行できる株式数
の事になります。

事前に(設立時に)決めておく理由は株を買ってもらう事で資金調達をするのが多い中、株主総会の決議など無しに発行&資金調達ができる事が大きいですね。(つまりスピーディーに資金調達ができる)

後は、
「株を新たなに発行する=既存の株主(取締役等)の持ち株比率が下がる」「そうなったらその人たちの会社における決定権、発言権が下がる」といった事が起きますが、この事を一定制限し、代表取締役などが権限で暴れる(笑)事を防ぐため、という理由もあります。

では「発行可能株式総数」、一体いくつにすべきかのか?というところですが設立後に沢山株を発行して、どんどん資金調達するぞ!とか

逆に発行せずに100%自力でやる!とかがの理由がある場合は別として「設立時に発行する株式総数の10倍程度」にするのが一般的と言われています。

発行可能株式総数自体、会社設立時に出す定款に記載する事項であり、登記事項であるが故に、変更するには株主総会で決議して費用をかけて手続きをするが必要になる。

発行可能株式総数は少なくせずに、余裕を持った数字にするのはだからですね。

僕の場合500万円を資本金にして
1株10円の50万株を最初に発行し、僕の所有にしてその10倍の500万株まで発行可能にしました(10円×50万株の500万円が資本金)。
「500万株発行可能 - 僕の分50万株 = 残り450万株が発行可能」
となります。

株価10円でも450万株なら4500万円が100円なら4.5億円が調達可能という事ですね(1株100円も引く壁では決してないと思いますが)。

他の皆さんはどうしたのか、どう思うのか気になるところですが、一旦今日はここまでにして、次は「役員報酬額」について書きますね!!
今日も有難う御座います!!

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