妻がライフ・シフトする時、「夫ブロック」はあったか?
50代世帯主サラリーウーマンです。この4月に転職し、週4日勤務しておりますが、引き続き世帯主サラリーウーマンを継続しております。
前回の記事の中で、前職の退職前に男性同僚から「嫁から65歳まで働けって言われている」というシーンがありました。
似たような事は以前から他の男性同僚からも聞かされていますし、またママ友からは
「子供が学生の内はパパに今まで通り働いてもらわないと困る」
というようなセリフは何度も聞いています。
(参考ですが、子供が小学生から高校生までに出会ったママ友の属性は、ざっくりと 専業主婦→途中からパート勤務、という人が8割という体感)
これらはいわゆる「妻ブロック」というものでは、と思うところですが、はたして、妻が転職したりキャリアチェンジする時に「夫ブロック」があるのか?という事を考えてみました。
私が過去に転職を考えた時期は2回あった
実は、私自身は何度か転職を試みています。30代後半かな、とある企業の集団面接に参加したり(その時は一時選考で落ちた)、40代で早期退職募集の対象年齢になった時も、一旦退職して専門学校に行ってとある資格を身に着けたいと考えて、オープンスクールに参加した事があります。
当時は子供は小学生。家も購入してローン返済していました。忘れている部分もありますが、割増退職金が多く出るタイミングが何回かあったので、それでローン返済出来ると考えていたのか、自分の退職をきっかけに、夫にもうすこし頑張ってもらおう(=稼いでもらいたい)という気持ちがあったのかもしれません。
その時の夫の反応は
「ええっ、ちょっと突然そんな事言われても (汗」
「僕だけじゃなく、いろいろな人の意見を聞いてから(退職を)決めた方がいい」
と、ちょっと困った顔で言われたのをよく覚えています (笑
10パーセントくらい、「今まで頑張ってくれたんだから、これから僕が頑張るよ、だからやりたいように応援する」といってくれるかなーと期待していましたが、甘かった。。。
相談してみた結果は
そして、夫のアドバイスに従って、誰かに相談してみようと思ったのですが、さあ困った誰に相談しよう。会社の同僚は当然駄目だし、フルタイム共働きの友人はほとんどいないし、実の両親だってきっと反対するだろうし。
困ったあげくに、ネット上のワーキングマザーコミュニティの中で質問してみたんですよね。以下の状況だけど早期退職してキャリアチェンジ可能かなって。
・世帯主ワーキングウーマンで子供あり
・夫は個人事業主で国保
・近しい親族で会社員は私のみ
そしたらなんと、反対の意見ばかり寄せられたのです。
まだリンダ・グラットン氏の「ワーク・シフト」も「ライフ・シフト」も出版されていない頃の話です。そして思いました。働く女性は、男性よりも家族の生活を守る事に対し保守的なんだなと…(当たり前?)
今回のライフシフトについての夫の反応はどうだったか
早期退職を決めたのは年末年始休みの時。そして、夫に「退職しようと思う」と告げたのは、1月2日の夕方でした。夫は
「そうか。」
と少し悲しい顔をしつつも、受け止めてくれました。
今までと違って、直近の5年間は私の更年期も相まって体調を崩したり、難しい仕事でしんどい、しんどいという状況を身近で見聞きしたから、もう潮時かなと思ってくれたんでしょう。
でも
うわーっ やっぱり悲しむんかいっっと思いました
つっこみたい気持ちを抑えつつ、家計的な心配をかけないよう、積み増し退職金でローンを完済出来ること、こども学費はなんとか工面できそう、などを具体的に説明をしたのは言うまでもありません。
"○ブロック"を無くすために出来る事
夫ブロックを乗り越えてライフ・シフトを実現した経験から、世のライフ・シフトしたい世帯主たちに呼びかけたい。
世帯の稼ぎは一人に頼っちゃいかん!
一時的に一人の稼ぎになっても数ヶ月暮らせるよう、生活レベルを上げない(得に固定費。)
金のかかる趣味をもたない、子どもの教育費を上げすぎない
家族に納得してもらう当面の資金計画を用意する ←いやこれマジに必要
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