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50代のリスキリングへろへろ日記(4)

ご無沙汰しています。50代@世帯主サラリーウーマンです。
あっという間に3ヶ月経ってしまいました。それもこれも、1月から始まった日本語講師養成講座の実践演習が(予想通り)ハードで、課題の予習と復習にかなり時間を取られており、noteを書く余裕がなかった、、という事が理由です。

実践演習初級が来週で終了、全ての課題の目処がついたのでまだ中間地点ですが状況をお知らせします。そして春から生活も新たに切り替えるのでその事も。

リスキリングシリーズの過去はこちらからどうぞ!

今年に入って、今までの「講義型授業(理論)」から、「実践演習」になりました。講義型授業も、頻繁に小テストがあり、テスト勉強で週末が潰れて大変だったのですが、「実践演習」は別次元で大変でした。


実践演習では、どんな事をするのか

授業の中で、テキストとなっている「みんなの日本語初級」から、指定された単元の「模擬授業」を一人ずつ、割り当てられた時間の中で発表します。授業は毎回割り当てられるため、その授業までに教え方を自分で考え、道具(実物見本だとか、絵カード、文字カードなど)を自分で用意する必要があります。

模擬授業時は、他の学習者は外国人生徒になりきります。例えば、『中国から来たワンさん』という偽名を設定しておいて、先生役の発表者が
「では、ワンさん、質問に答えてくださいね」
など、実際の授業のようにやるわけです。

ひとりに割り当てられた時間はたかだか10分程度なのですが、教師経験のない私にとっては大変です!講義型授業をしていた時に、「実践演習は大変ですよ、毎週教材作りに追われて、百均に行ってました」という経験談を聞いていたのですが、ほんとにその通りでした。

最も大変なこと

模擬授業が終了すると、先生から、良かった点と改善点のアドバイスを受けます。それを踏まえて「教案:模擬授業の内容を一言一句書き出した授業案」を作り直して次回に提出します。

と、いう事は、次回の授業までに
・次回割り当てられた単元の授業案(シナリオ)を考えて、教材を用意する
・前回の授業の授業案シナリオをアドバイスに沿って作り直して完成させる

の2つを、授業外の時間にやらないといけないのです。

私の場合は、週2回授業があったので、授業案作りと提出用教案作成の無限ループで、以前はまったりと過ごした休日の、最優先事項はこの課題を完成させることに費やすことになりました。

週4勤務だったから、なんとかやり切りましたが、週5フルタイムだったら、挫折していたかも・・・

それでも楽しいと感じる

体力的には正直大変なのですが、精神的にはとても充実しており、なにより通学制なので一緒に学ぶ学習者と仲良くなりますし、他の方の教え方を生徒役となって受けるも楽しいし、先生の的確なアドバイスも「なるほど!」と素直に吸収出来るし(そのつもり)、授業案作りは、工夫の余地があり、全く苦痛ではありませんでした。

講義型授業(理論)の講義は、学校の授業そのもの、な印象でテスト勉強は苦痛でしたが、実践演習はたのしーーっっです。

教える立場で考える事により、日本語は難しいと本当に思います。

演習はまだまだ続くよ

4月からは、「実践演習中級」が始まります。中級の後には、本当の外国人留学生を相手に授業を行う「教育実習」があります。期間は初級と同じ3ヶ月です。すでに中級を経験している方に様子を伺うと、小論文を読んで内容の理解を確認する、みたいな日本の国語の授業と同じような内容だそうです。レベルが高いですね。

実践演習の授業案を作成するにあたり、色々なITツールを新たに試してみました。元々無料で登録していたCANVAの有料版に変えて、全ての機能を使えるようになったら、教材作成の生産性が爆上がり。
生成AIで場面設定した画像の生成にも挑戦しました。教案作りに便利なツールについては、別の記事で改めて紹介したいと思います。(興味のある人いるかな?)

春以降のこと

2年続けた週4のお仕事を一旦退職します。そしてこの日本語教師養成講座の受講に集中するため、学校卒業後初めての無職になる予定です。失業保険給付申請するぞ、ドキドキ。

講座終了までは、のんびり出来ませんが、隙間時間でやれそうな事をいろいろ試したいと思っています。今思いついているのは、VR、ボランティア、マイクロタスクのお仕事、そしてnoteの更新、かな。

インバウンドが復活して、特に東京のホテル代が高くなり過ぎて困っていますが、この機会に旅費をケチらず、夏になる前にいろいろな場所に行ってみたいです。

晴れて養成講座を終了した折には、日本語を教えるお仕事が出来るようになります。どんな選択肢があるのか、何を選んでいこうか、についてもぼちぼちnoteにしたためていこうと思います。


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