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毎日ご機嫌で続けていたい

初めてのコンクールは撃沈だった。
終わった時から結果は見えていたけれど、改めて講評を読んでみると、未熟な自分が浮き彫りになる。

ただ楽しく弾いているだけならなんの問題もない。
習わなくたってできそう。
ちょっとでも上手になりたくて、上手に楽しく弾きたくて。
そして時々自分を試したくて。
レッスンに通ってい

子供の頃は何も言わなくても、親は高い月謝を払って習わせてくれていた。
そんなことは大人になって自分でやつてみなければわからない。
そもそも自分でやってみようと思う大人がどれだけいるだろうか?

時々レッスンでお会いするSさんは83歳だという。
娘さんが使っていたピアノで、80歳を超えてからレッスンに通い出した。
小柄だけれど背筋を伸ばしてしゃんと歩く姿を見て、
「私は80歳を超えてあのように歩きピアノを習いに来られるだろうか」
と思ってしまう。

これからもずっと続けていたいから身体と頭はしっかりと。
学ぶ気持ちを忘れずに日々精進していきたい。
と書きながら、右から左に気持ちが流れていかないように留めておかないと。
すぐに忘れてしまいそう。
好きなピアノをこれからもずっと続けていたいから、毎日ご機嫌で過ごしていこう。

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