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途上国支援からワンコ🐕支援へ🐾

前にも書いた気がするが、NPO ワールドビジョンの途上国支援の一助としてスワジランドのチャイルドスポンサーを還暦の頃から続けてきた。最近、同国の支援計画完了に伴い、支援を終了する旨の連絡が同NPOから届いた。他国の子供の支援というかたちで継続することもできたが、歳も歳だし15年ほど続けた支援を終了することにした。

ピースワンコジャパンという犬の殺処分ゼロを目指して保護犬の飼育、訓練、譲渡を行うNPOの存在を思い出した。以前、この団体はある獣医師により犬の飼育環境の劣悪さと虐待を告発され、テレビニュースや週刊誌で取り上げられたので記憶に残っている。
殺処分予定の全個体を引き取っているので、一時個体数が激増し、予防接種が遅れたり飼育が過密になったことは否めないが、虐待などはないと断じていた。結局、悪質性は認められないと不起訴になり、県の立ち入り調査でも特段の問題はないという評価を受けた。当時のニュース報道を見聞きした限り、一方的にNPOに非があるという印象を受けた。告発者が短期とはいえこの団体に出入りしていた獣医師ということもその印象に拍車をかけた。
メディアがいかにバイアスなしに報道するかという問題と同時に、われわれ一般視聴者、読者には感情的な印象に惑わされることなく、客観的に正しく理解する姿勢が求められる。

途上国支援終了に伴って保護犬支援を始めたというお話。微々たる額ながら月々のカード支払いの手続きもネットで完了した。もう、高齢者はこういう方法でしか犬に恩返しできない。このような寄付行為は結局のところ自分のためなんだなということが分かってきた。

犬好きなのに2年前から犬を飼えないマンション生活に。保護犬の幼犬を譲り受け、3年前に15歳で亡くすまで家族の一員として可愛がってきた。亡くした時の喪失感は大きかった。ペット霊園で火葬炉に入る際には、不覚にも嗚咽を漏らしてしまった。

車が好きな犬で、2018年の春には車に乗せて四国から山陰~北陸~金沢~新潟の燕市まで、桜前線とともに北上した風来旅が懐かしい。輪島にも1泊した。
千里浜なぎさドライブウェイや白米千枚田にも行ったが、6年後の今年正月には大変な災害に見舞われた。早い復興を切に願っている。

千里浜の海に見入る愛犬は13歳の老犬になっている(2018/4/5)。
白米千枚田(2018年4月5日)

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