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幸せが怖い

突然ですが…
私は、家族は勿論、母のことが大好き
母は、頑張り屋さんで繊細で、気が利き仕事も早い
家事に仕事に両立し、
家族のために、誰かのためにを優先できる人間
優しいだけじゃない、
悪いことは悪いと「母として」
愛を持って叱ってくれる
母親としては勿論、
1人の人として何の贔屓もなく尊敬している


私は高校時代、
家から電車で1時間ほどかけて高校に通った 
朝は部活の朝練で早く家を出て、夕練終わりに帰宅
家へはご飯を食べて寝るだけの生活だった
そして、大学は、近所の大学のため
母とプライベートを過ごす時間が増えた
それ以降、親子の中は深まる一方で、
社会人になり実家暮らしを続ける私にとって、
至福のオフは母とのお出かけ。


遠くに出かけ、買い物をする日もあれば
一日中家で一緒にドラマを見て、
近所のスーパーへ行き一緒に夕食を作る
そんな日もある


そんなある1日を終えた夜、今
私はなぜか、気持ち悪いくらい涙を流している
幸せが怖くて

贅沢な悩みなこと、分かっている
でも、最近は幸せを噛み締めると、涙が出る
幸せな思い出が増えれば増えるほど
失うときのことを考えて、怖くなる
幸せを噛み締める瞬間を重ねていく度に
「もし母が亡くなる時がきたら、私は生きていけない」
という実感も比例して、共に増える
「今日も楽しかったー!!!」で終われればいいのに
母と過ごす時間、増える思い出、幸せの記憶たち
全てが私の不安と涙に変わる

成人を迎え、社会人3ヶ月目を超えた今、
なぜこんなことで涙を流してしまうのか
自分でも分からない
やはり親離れができなすぎているのか


贅沢で幸せな悩み
家族と過ごしたくても過ごせない、会いたくても会えない
そんな人が溢れているなかで
悩むことができている私は幸せ者だということを
噛み締めなければならない

そしてこの涙を違うものに
違う何か、良いものになるそのものを見つけることが、
今の私の本当の意味での
大人になるための小さな課題」なのかも

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