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京都市のまあいいかcafe #351

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
別のブログ「認知症ちいきマップ」ではこのnoteの情報をまとめており、情報発信を通じて認知症に関わる方々の理解をさらに深めていただけたら幸いです。


京都市にある認知症の人が飲食店でスタッフとして接客する催し「まあいいかCafe」の話題です。

注文をまちがっても「まあいいか」と理解して受け入れ、認知症の人が活躍できる社会を目指した活動です。以前の#207でも記事にしましたが東京から始まり全国に確実に広がりつつある当取り組みですが、京都市での経緯も記載があります。

活動を主催するのは「まあいいかlaboきょうと」代表の平井万紀子さん。

約10年前に母親の晏子(やすこ)さんがアルツハイマー型認知症と診断されたそうです。

若いころから働くことが好きで、70代半ばまで現役だったお母さんですがっ診断後、デイサービスに通いながらも「まだまだ働きたい」といつも口にしていたそうです。

その働きたいという想いを受け、京都で開催されたイベント企画者の会で発言されました。

「働きたいという母と、この活動を京都でやりたいのですが、知恵も人脈もありません。私たちにお力をいただける方がいらっしゃったら声をかけてください」

すると、20人以上が手伝いたいと申し出てくれ想いを形にできたそうです。

きっかけは自分の母親でしたがその取り組みは広がり、多くの方の働きたいを叶える場所となっています。

上記の発言が私は何よりも素晴らしいと思いますし、それを受け入れる団体の方、社会の広がりも良い傾向だと感じました。

この火を消さず、事業として続けていくための共生社会の仕組みづくりを整えて欲しいです。

おわり

注文まちがえても「まあいいか」 スタッフは認知症の人

出典 朝日新聞


よろしくお願いいたします。 サポートいただいた場合は内容を明確にして活動に使わせていただきます。