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Mr.Childrenを語りたい〜その9~

「HOME」 2007.3.14

皆さんこんにちは。今回語らせていただくアルバムは「HOME」です。
個人的な思い出としては、学生から社会人になった節目のときに聞いていたアルバムです。社会人になり、ミスチル好きの先輩と離れたのでアルバムの感想を言いあえなくなったのが残念でした。
HOMEには、大ヒットしたしるしもありますが、共感できたり、魅力的なアルバム曲もたくさんあります。

それでは曲紹介に入っていきたいと思います。

「HOME」

1   叫び 祈り
2   Wake me up!
3   彩り
4   箒星
5   Another Story
6   PIANO MAN
7  もっと
8   やわらかい風
9   フェイク
10 ポケット カスタネット
11 SUNRISE
12 しるし
13 通り雨
14 あんまり覚えてないや

「叫び 祈り

2曲目のためにも、一曲目は歌はないけど聞いてほしいです。

「 Wake me up!」

アップテンポでアルバムの勢いを出してくれる曲になってます。2番の終わりから一度下げてから、大サビに向けて一気に上げると迫力が出ますね。
日の出を見て、水平線とお日様がキスをしているという発想がすごいですね。
「恐ろしくて、それでいて優しい海原」これは社会のことだと思います。目を覚まして君と一緒に向かっていこうという内容です。
今の時代にあっているのかもしれません。日本人もいい加減目を冷ましてほしいものです。

「彩り」

この曲はファンに人気の曲ですね。とても口ずさみやすい曲です。ライブで「ただいま」「おかえり」のやり取りが盛り上がります。
自分のやっていることがなんの役に立つのか考えるとき、この曲を思い出すと救われるときがあります。モノクロから様々な色に染めて自分なりの色を作る、いい歌詞ですね。

「箒星」

PVがドラマになってて、初回限定版にフルバージョンが入っていたのですが、めちゃめちゃ良くて何回も見ました。
イントロのドラムの「トゥクトゥクトゥク」を聞くと、箒星キターーーってやります。そして、サビが完璧ですね。「古い遊園地の観覧車から」のグルーヴがいい!。
ネガティブなことばかり想像してしまう中で、どこかで希望があると読み取りました。箒星=希望なのかなと思います。

「Another Story」

昔はそこまでこの曲に惹かれませんでしたが、改めて聞くといい曲です。
サビの後半で裏声に代わるのですが、それがいいです。「恐る恐る君の名を呼んだ」あたりをあえて、楽器の音を下げてボーカルを引き立てる演出がいいですね。
優しい彼女に甘えてきたツケが回ってきた感じでしょうか。おそらく、彼女が出ていって向かいに行くバスの中で過去のことを思い出し、反省しています。自分が悪いのに彼女はいつも優しく笑ってくれる、そんな彼女の笑顔と共にいたい。初心を忘れてはいけないですね。

「PIANO MAN」

このアルバムの中で一番好きです。この間、ラジオでリクエストしたら採用されて流れたときは嬉しかったです。
テンポもジャズな感じで聞いてて、オシャレだしテンションが上がります。
凹んでていても時計は進むわけだから、自分のポテンシャルを発揮してやってやろうぜという感じです。

「もっと」

テンポが高めの曲が続いていたのでここでゆっくりしっとりできます。
不条理な世の中でもがきながらも、こんな世の中を笑い飛ばせるハートを持ちたいという内容です。

「やわらかい風」

タイトルの世界観に合わせて優しく歌っています。
彼女との思い出を歌っていて、やわらかい風がそうさせるのか、彼女への感謝している気持ちしかありません。やわらかい風がふいたら、ずっと彼女のことを思い出すのかなと思います。この彼にはずっと優しい人間であってほしいです。

「フェイク」

シングルで40万枚限定で予約して買ったのを覚えてます。PVもなかなか奇抜な感じに仕上がってます。
フェイクというタイトルなので、曲がずっと怪しげ雰囲気を出しています。
韻を踏みまくってて、Take、信じていく、フェイク。灰、ハイエナ、ハイジャンプ、横隔膜→呼吸→肺。といった感じで遊び心があります。
結局すべてが嘘や偽物でできていると言ってます。わからなくもないですよね。

「ポケット カスタネット」

曲中カスタネットの音(?)でゆっくりリズムを取ってます。2番が終わったあたりから終盤にかけて一気にテンポを上げてきます。
歌詞の解釈が難しいですが、一緒に人生を歩んでいきたいという内容です。

「SUNRISE」 

バラード調でしっとり聞けます。
自分の世界に閉じこもった冴えない気分を、朝日とともに抜け出したい。朝焼けにはそういう気持ちにさせるパワーがありますよね。朝日は浴びるもので読むものではないですね。

「しるし」

当時CDTV見ていて、ランキング上位にずっと残っていて、ミリオンまでもう少しだから頑張れと思ってました。
絶対一度は聞いたことあると思います。究極のバラードです。ボーカルを引き立てて、テンポの変わらず7分と長いですが、それでもずっと引き付けるのがすごいです。
顔が似てきたとか、ともに生きられない日とか聞くと、夫婦の話だと思ってました。しかし、歌詞をよく読むとそんな感じがなく、うまくいくかいかないか微妙なところで交際しているように思います。

「通り雨」

歌い出しはボーカルのみでサビに向けて一気にポップになるので、通り雨が止んだのを演出しているのかなと思いました。
通り雨みたいに降ったりやんだりするのを心境に表していると思います。おそらく、彼女との今後のことについてだと思います。そして、最後はキラキラ輝くように期待しています。こんな歌だと思ってませんでした。

「あんまり覚えてないや」

弾き語りではありませんが、そんな感じに聞こえます。HOMEの最後の曲にふさわしいです。
描写がとても浮かびやすい曲で、アルバムのタイトル通り家族のことを歌っています。最近のことは覚えてないけど、家族との思い出は鮮明に覚えています。
世界中を幸せにするメロディーを覚えてないと思ってましたが、世界中を幸せにはできなかったけど、覚えていたんだとわかりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。「HOME」って過去のミスチルのアルバムと違う雰囲気があります。暖かみがあるといいますか、私はこういうミスチルのほうが好きですね。アルバム曲で人気投票したら、HOMEからたくさん出そうな気がします。
機会があれば聞いてみてください。

次回は7月は「I♡U」について語らせてもらいます。こちらは、2000年代のシングルの名曲が集まっています。楽しみですね。

皆さんも気軽にコメントしていただけたらと思います。ただし、批判的なコメントは控えてください。

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