トランペットの1日の練習メニューの組み方について
トランペットの練習って日々積み重ねることが大事なのですが、ではその1日の練習のメニューはどのように組んでいけば良いのでしょうか? 何から始めたら良いのかわからない、という方も多いでしょう。今回の記事ではトランペットの練習メニューに不可欠な大きな3つの流れを紹介し、その上、各項目の具体的な練習内容、オススメの教則本、また、気をつけるべき点など書いていきます。
1日の練習の3つの大きな流れ
トランペットの練習は「1. 基礎」「2. 基礎の補強」「3. ミュージシャンシップ」の順番で構成されるべきです。
1. 基礎
基礎練習は日々、自分の体と楽器が一体になっているか確認する大事な作業です。また、ウォーミングアップとしての役割も大きいので、しっかり取り組みましょう。基礎練習では主に以下の4つの項目をこなし、豊かな音色とクリーンなアタックを習得します。
・Long Tone
まずはロングトーンでppぐらいの音量で各音が鳴るかチェックしましょう。僕のオススメはブレス・アタック(タンギングせずに、"Fu"と音を出す)で30秒ずつ、真ん中のソ→ファ#→ラ♭→ファ→ラ→ミ→シ♭と徐々に音域を広げる方法です。途中で休憩入れて全然okです!自分の楽器と体のツボがわかるまでソフトにゆっくり練習しましょう。
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