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【後篇】「私の性は今後どう扱っていけばいいの?」セックス嫌いな夫と妊活した話

「性に対して興味がもてない」と話す夫、アキラさんと結婚した春香さん。6年のセックスレスの期間を過ごしたが、2人に「子供が欲しい」という気持ちが芽生え、妊活することを決意する。話し合った末、男性不妊の先生がいる不妊クリニックに2人で診断しに行くことになった。

不妊クリニックに2人で

「最初に先生から、『月に何回行為をしてますか?』と聞かれ、つい嘘ついて『1回』と答えてしまったんです。

不妊クリニックに来ているのに、セックスしてないと伝えるのはどうしても気まずくて…。でも嘘をついたのにも関わらず、『それは少ないです。』と言われてしまいました。

『妊活してるなら最低でも排卵日の前に2回は忙しくても頑張ってください』と言われ、夫もそこから真剣に考えるようになったと思います。」

不妊クリニックでは、基本的な身体の検査も行うことになっていた。春香さんは卵巣の診察を、アキラさんは精子の診察を受けることになった。

「夫は問題なかったのですが、私は卵子の数の測定で、年齢と比較すると卵子の数が少ないと言われてしまったんです。今32歳なんですけど40歳想定だと言われました。個人的にもショックだったんですけど、それを旦那にもしっかり伝えようと思い、『もし子供を真剣に欲しいんだったら、早めに行動しないと、あんまりのんびり構えている時間がないよ』って伝えました」

診察後、最初はタイミング法で排卵日の前に月に2回くらいセックスすることに決めた。

いよいよ本格的に妊活がはじまることになる。

春香さんは6年ぶりに彼と身体を合わせることになったのだ。

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