灰村茉緒

    • Walter Rheiner - コカイン 日本語訳
      Walter Rheiner - コカイン 日本語訳
      • 10本

      表現主義の詩人ヴァルター・ライナー(Walter Rheiner)の自伝的短編小説『コカイン(Kokain)』を日本語訳していきます。オリジナル:Projekt Gutenberg (http://gutenberg.spiegel.de/buch/kokain-5239/1)

日記、無題への補足

言語は容器だ。 この文章は言語に関する試みだった。 https://note.com/maoapocalypse/n/n17bd476197f8 わたしは言の葉を宙に投げかけた。 母国語である日本語という言…

日記、無題

2020年9月19日時点でわたしが考えていることを書き記します。 これは問題提起でもなければ扇動でも反逆でもなく、ただわたしの態度の声明です。 ここ1ヶ月のことだが、わ…

Georg Heym - 生の影 Umbra Vitae 訳

Georg Heymの『生の影』(Umbra Vitae) を訳しました。 生の影 人々が通りの前線で立ち竦んでいる そして空に浮かぶ巨大な表徴を見上げている 彗星が炎の鼻のような塵とと…

映画カリガリ博士について

映画カリガリ博士についての小さな論考。1920年にドイツで公開されたロバート・ヴィーネ監督の映画で、表現主義映画の代表作であり、世界初のホラー映画とも言われている。…

Walter Rheiner -コカイン 最終章

第9章  しばらくの間、彼は座っていた。彼は帽子を持ち、彼女の手にキスをして出発した。  建物の中で誰にも会わないように気をつけた。階段を下って行った。そこでは奇…

Walter Rheiner -コカイン 第8章

第8章  トビアスは立ち上がり、窓の方に歩み寄った。  彼は東から差し込む暴力的な光の中に無言で立った。穢れ、血にまみれ、切り裂かれた体が、天から注がれる浴槽に浸…