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SCANDAL ※詩

誰にも言えない恋でした。
それは恥ずかしい恋でした。
誰にも言えない恋だったからです。

誰にも理解されない恋でした。
それは恥ずべき恋だったからです。
誰にも言えない恋でした。

早く別れたかった。早く別れるべきだった。
切ないとか、悲しい恋だとか、そんな優しい言葉ではなく、
クズ同士が固まっただけで、
それを恋とか言う体のいい言葉で包んだだけでした。

情欲の花、
睡蓮のような甘美なムードは
時を経て花散る度に
私たちは関係は裂けていき、
私たちは暇つぶしの関係に成り下がっていきました。

ああ、神さま。
戻れるならあの頃に戻って私を殺してください。
こんなに自分を嫌いになるくらいならば、
私は運命なんて知りたくなかった。

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