見出し画像

SDGs すべての人に健康と福祉を?

前回からのお話を読んで頂いている方々は、先進国での貧困・教育格差

問題にスポットを当てながら、SDGsの本質について問いかける記事に

なっている事をご存知だと思います。


今回は、昨今の状況も踏まえ、SDGs概念の3番目に上がってくる

「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し福祉を推進する」

について、問いかけてみたいと思います。

図1

出典:国際連合広報センター


皆さまは、今、新型コロナウイルスの影響から、在宅ワークや、自粛制限

などにより、色々な問題に直面していると思います。もしくは、厳しすぎる

現状から、一時解雇通達、離職を決断せざるを得ない状況もあったかと

思います。こうした状況は、ある意味、大震災の時と似ているように思い

ます。ただ、異なるのは特定の地域に限った問題ではなく、世界規模で

ある事ですね。また、拡散が早い病の特効薬がまだ出来ていないなど、

大震災とは異なる不安が山積みで、冷静に判断なんて出来ない。または、

国の動向が不明瞭のため、先の見えない状況にストレスを抱えている。


そんな状況だと思います。


そうした中で、1番皆さまに多く届くニュースは、医療現場の現状であり、

先進国の感染者数増加ではないでしょうか? 特に急激にアメリカの

感染者数の増加がニュースで流れていると思います。また、現在の感染

状況のマップを見ていると、先進国での感染者数が特に多い事が判ります。

出典:日本経済新聞


ただ、これだけを見ていると、先進国だけが大変だと思いがちですが、

実際は、途上国にまで感染の症状を診れる余力がないだけ?かもしれ

ません。逆に、数年以上前から先進国の方が、こうした流行や懸念が

あった中、対策を行っていなかった事も、先進国での感染者が多い

理由かもしれません。日本国内でも、海外でも、毎年、2月頃から

ピークを迎え、5月頃に終息するインフルエンザ感染人口増加を懸念

していた記事などからでも、そうした疑問が見え隠れしてます。

出典:日本経済新聞

また、こうした感染者の増加は、貧困格差問題にもなっているようです。

出典:日経ビジネス

そして、同じ先進国でもある日本でも、年々と格差社会が広がって行く事は

教育格差も広げて行く要因でもあるように感じます。

出典:Business Journal 

そして、正社員優遇によって起こる、待機児童問題。

また、2040年のロスジェネ問題

こうした問題を踏まえて見ていくと「すべての人に健康と福祉を」という

国連の提唱を前向きに捉えるには、もっと以前からの予防的観点が必要

だったように感じます。ただ。。予防と言っても、現在起こっている事に

対してどう対処していきべきなのか?という疑問が起こると思います。

そうした疑問に対する答えのヒントは、医療・健康に関するニュースでは

ないでしょうか?現在、イギリスでは、医療従事者が最もストレスを抱えて

いる事を考慮し、市民の方々からの応援活動が始まっています。

出典:BBC

また、ある国では、他国とは異なる動きを検証しています。

出典:BBC

この二ヵ国の活動・検証の共通点は、出来るだけ冷静になり、大人としての

責任を持って行動し、ストレスを軽減する方向性、個人事業主への支援、

在宅勤務が可能な企業先は、出来るだけ在宅勤務を優先する事のようです。

こうした事例が、日本に適しているのか?は私には判りませんが、先程、

上げさせて頂いた日本の問題点からも、事例を挙げさせて頂いた二カ国の

方向性は、ある意味?日本に適しているかもしれません。


また、1番大切なのは、日頃からの健康に対する意識と予防対策のように

感じます。アメリカと比べ、日本は保険制度が充実しているため、医療費が

高額ではないため、貧困格差による感染の広がりが少ないだけなのかもしれ

ません。ただ、非正規雇用者の待遇面の問題等から、年々と格差社会が広が

っている現代では、非正規雇用者のお子様の教育問題や、高齢者の家族を

抱える方々、社会的立場も現状も把握しずらい、事業継承問題を抱える

事業主、創業して間もない方々など、前年との収益との違いが証明しずらい

方々などに対しても、公的支援の迅速な対応・配慮が、大切になっていくの

ではないでしょうか?


そうした方々への現状も踏まえた支援を、これからでも行って頂ければ、

今回のアメリカのような急激な感染者の増加、また、医療崩壊、都市封鎖

などの対応に追われる未来は防げのでは?そんな気がします。あくまでも

素人考えですが、今もなお、出来る事から!繋がり合える活動を!そんな

思いで、頑張っておられる起業家の方々の活動を近くで拝見している立場

として、お伝えさせて頂きました。


個々の健康予防については、まだまだ始めたばかりですが、こちらの

BLOGから、少しでも何かのヒントを見つけて頂けると幸いです。


1日でも早い今回の事態の終息を、心より願っております。


#働き方    #自然環境  #SDGs



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?