彼岸花には『再会』の花言葉もあります。再会を願って、しばらくガマンです。
3年前の今日、電車とバスを乗り継いで巾着田へ行った。 木陰の下に彼岸花が咲いている。群れて咲いている。 花言葉を引くと、いい意味のものは少ない。 「悲しい記憶」「孤立」「挫折」色から由来するのか、「情熱」というのもある。 彼岸に咲くのだから故人を惜しんでつけられたのだろう。 仏花のひとつで、天上に咲く花だそうだ。 人の波を避けつつ、ささやかな園内を歩き回った。その後周辺を歩き回り、『小さな美術館』という看板を見つけた。 食事も摂らず、目的地としていた場所にも行け
この花は咲くとすぐ分かる。甘い香りが強く出るため、人によっては嫌われる花だ。 例年だと、10月ごろに咲く気がするがもう咲いている。 小学生の頃、この花でポプリを作り箪笥に入れた。しかし、あまりの匂いにその後は続かなかった。 そんな事もあって、あまり好きになれない花だったが働き始めて花の咲く時期になると 「もう、10月か?!今年も残りわずかだな」 と、1年を振り返る様なり その香りが疲れた時、そっと包み込んでくれる。 知らない土地に行った時もこの匂いがすると、心が
2019.10月 奈良 この時の奈良は雨が降っていた。 3度目の奈良旅。今回は寺院と古墳を巡っていた。 初の奈良旅は、女子のみであった。今は遠くいる姉と母と私。ビジネスホテルに泊まり、奈良駅の近くで夕食を摂った事は憶えている。 どこをどう巡っていたかは、分からない・・・・。 その時の手帳も手元にないため、記憶を手繰ることが出来ないのだ。 ただ、その夕食に柿の葉寿司を食べた事だけは憶えている。小さな店で、蕎麦屋だったろうか? どういう経緯でそれが出たのかも憶えていな
夏といえば、多くの人は向日葵を思い浮かべる。もう一つ夏に咲き、名も知られる花がある。 猿が滑るほど、幹がツルツルした百日紅だ。 細い幹が何本も伸び樹となっていたり、何の加減か松の様にぐにゃりと曲がっているものもある。 幹も栄養のバランスか年をとったのか、ささくれを起こしているものもある。 パッと、目が醒める様なヒマワリと違い、百日紅の花は緑の葉の中にピンクや白、マゼンタの様な色をポンポンの様に咲かせる姿は さながら、チアガールのよう。 それら以外の色を見た事はない
『里見八犬伝 1983年 制作』 CGを多用化する現在の映画とは違い、セットやはめ込みであるものの。炎の動きや洞穴の質感と大気は完成度が高い。 語り継がれる里見八犬伝のスゴさがよく分かる。 2019.7.13
“富”には3種類ある。 “知の富” “力の富” “物質の富” “知の富” は貧しさに耐え、“力の富”は身を守る剣や盾になる。 “物質の富” は、より高みを目指す原動力になる。 2019.7.9 追記 その3種類は微妙なバランスを保っている。
『音、声、言葉』 風や川のせせらぎ、音というのは無条件で耳から入ってくるものだ。 そこに何かしらの意味が加わると、声になる。 それが「word=(単語)」によって言葉になる。 昔、人類の進化を扱ったドキュメンタリー番組を見たことを思い出す。 人間は声を発することで、さらに進化した。 2019.4.9
#忘れられない先生 に投稿しようと思ったら、大勢いすぎて困ったのでまとめてみました。 《小学生時代》 親から聞いた話ですが、私のクラス(小1)は学級崩壊していたそうです。そして、担任の先生が不登校という事態に・・・ なぜ、そうなったか?は知りませんが... そこにやって来たのが優しそうなおばさん先生。何かの折、写真を撮る事になりその人にくすぐられた記憶があります。また、家庭科の先生だったので給食の残りご飯をおにぎりにして欲しい子たちにあげていました。 さらに、隣のク
泥の中で手を伸ばす。 「もう少し、もう少し...」 その先には光が 「もう少し、もう少し...」 泥の中で足を伸ばす。背伸びでもするかのように。 多くの人は知らないだろう。私がそうやってきたことを。皆、花だけ見つめ口々に 「キレイね」と、いう。 嬉しく無いわけじゃないのに素直に喜べない。 私はただ、もがいていただけ。結果がそれだっただけ。
駅を出ると、空中遊歩道のおもちゃ屋の看板がチラリと見える。 兄がクリスマスプレゼントに欲しいと言ったおもちゃを探して、あっちへこっちへ。 「ここなら、あるんじゃないか?」と、両親のどちらかが言った。 疲れた私はついて行くだけで、やっと。 そこは小さなおもちゃ屋だった。兄はお目当ての物が見つかり喜び、私はやっと家に帰れると思った。 しばらくして、その辺りが火事になった。元々小さな店が軒を連ねていた為、おもちゃ屋も被害を受け店舗を大通りを跨いだ所へ移した。 折を見て、
夏、唸るような暑さが続く中さらに追い打ちをかけるかの如く鳴くセミ。 あ“〜、と言いたくなる。 しかし面白くもある。あるものは、高みを目指し殻を脱ぐ。競うように同じ位置にもう一匹。 かと思えば、「このぐらいで良いや」と地面から10数㎝の所で脱皮したもの。 「いや、もう少し高い所にしよう」と、何匹かが固まっているエリア。 チェレンジャーなのか、コンクリートブロックの塀にくっついて脱皮したのもいた。その個体に関しては、2、3年前に見て以降はいない。よほどの度胸が無いと出来
一人称でどこまで出来るか?という事ではじめた花百物語。 ベースになったのは、ディズニーのアニメ映画『不思議の国のアリス』でした。映画に出てくる花園の花たちがとても素敵で、日本の花(古くからいる花)たちもおしゃべりしたり歌を歌ってみたり出来ないか。 と、考えたのですが私は絵心虚しく文字だけで....の形になります。インターネットで花言葉を拾い集め、何とか形にはなりました。 今日では、多くの花が咲いています。その中から日本在来の花、平安時代に日本へ来た花あるいはその時点で日
あなたとこうして、話していられるのも長くはないでしょう。 あなたの道しるべになり、あなたとあなたの大切な人たちをつなぐ。 それが私の仕事。 昔はよく、子供達と遊んでいました。 苦しんでいる人たちを助けもしました。 思い出の灯火に、暑い日の心ばかりの癒しに、そうなれたら私は幸せです。
みんな私を「夢見る夢子さん」って呼ぶの。 でもね、現実を見ないわけじゃないわ。 辛く厳しい現実を知っているから少しの間、夢の中にいるだけ。決して強くないの、ワタシも。 ただ、このままじゃ終われない。終わりたくない。その一心があるだけ。 それに『夢』や『理想』なんて最初はあやふやなもの。積み重ねいった分、近付いていく。 積み木みたいなもの。バランスが悪かったりすれば崩れてしまうけど、一つずつきちんと積めば思う通りの形になる。
ホント言うと、今いるところから飛び出してもっと冒険したい。 でも、そう思っている時に限っていつも向かい風。 今いるところで、出来る事をしよう。 新しいものに触れ、小さなスキをあつめていこう。 そして少しずつ、向かい風を追い風に変えていこう。