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花百物語 - 10 - 鬼灯

あなたとこうして、話していられるのも長くはないでしょう。

あなたの道しるべになり、あなたとあなたの大切な人たちをつなぐ。

それが私の仕事。

昔はよく、子供達と遊んでいました。

苦しんでいる人たちを助けもしました。


思い出の灯火に、暑い日の心ばかりの癒しに、そうなれたら私は幸せです。