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自己分析ノートのおかげで、ウインターブルーに勝った。

先週は休みが何日か設けられていた。自由が確保された貴重な休日は、全てベッドの上で過ごすこととなった。

寝不足ではないはずなのに、昼に強烈な眠気が襲う。今日こそ出かけると意気込んでも、全く起き上がれない。お腹が空いたけど、ご飯を準備することが億劫で、横になる。気付けば外が真っ暗になっていた。冷蔵庫を開けて、余り物でなんとかご飯を作るも、食べ終えた食器を洗う気力なんて一切なくて、翌日の自分にお願いした。そんな日々が続いていた。

文面に起こすと、ズボラを通り越して、これは冬季うつなのでは…?とドキッとする。たしかに、毎年この時期ずっと寝てしまうのは当たり前で、朝もなかなか起き上がれない。にしても、この数日間は例年よりもひどかった。

よく考えてみると、思い当たる節がいくつかある。去年この時期になると毎日飲んでいた、ビタミンDのサプリメント(うつ予防)は、そういえば今年一粒も飲んでいなかった。すっかり忘れていたのだ。

もうひとつ思い当たるのは、朝日を浴びていないということ。9時台に外出しているが、日を浴びている体感はさほど無い。家の間取り的に、朝日を浴びる時間帯は10時台の一瞬なので、今の環境的に厳しい。

どうやら、冬季うつを回復させるには、セロトニン・光のルクス数が重要らしい。

家が底冷えして寒いので、今週はなるべく家に帰らず、寄り道して帰ることに決めた。しかも今週末は、キャリアコンサルタントの方との面談が設けられている。正直何をするのかよくわかっていないが、きっと自分の準備次第で、有意義な時間になるのだろう。そんな予感をワクワクに変えて、やるべきことを少しずつ進めてみる。大体、準備ごとは追い込まれないと発揮できないギリギリ性分なので、時間のかかる書類は後回し。ワクワクから始めることで、冬季うつ気味の冴えない私でもできると思い、とあるノートの1ページを開いた。

じぶんジカンの自己分析ノート

知ったきっかけは、noteだった。制作されている方の考え方や価値観が素敵で、2種類のノートを年末に注文させてもらった。届いたときは嬉しくて、ひとつひとつ丁寧に製本されている素敵な作品だと感じた。だからこそ書き始めは、キレイに書こうと一瞬思ったけど、大事なのは自分と向き合うことだと思い、苦手なボールペンを手に取り、字がいつまでも消えないように書き進めた。

書き進めていると、思考が整理されていくのがわかる。過去のつらい出来事を、どう活かしていくのかが自問自答によって繰り返される。ページを進めるごとに、気持ちが明るくなっていった。やっと、冬季うつに勝ったぞ。

誰とも話したくないと殻に篭ってばかりいた休日。働いていたときは、それが顕著に現れていたと思う。じぶんジカンノートに書き起こすと、なぜそうなっていたのかが知ることができる。なんとなくわかっていたことが明確になる。それって、なかなかできることではないだろう。カウンセリングや相談を通じて解決する前に、まずは自分自身の言葉で気づきたい。強気ではなくて、己との向き合い度。

訓練校が終わって、カフェインレスコーヒーを飲みながら、2時間ほど滞在した寄り道スポット。丁度よい。今晩はリラックスして、明日の活動も前向きになれるように備えていこう。


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