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花が話しかけてくれるって話

最近、

淡〜い色の空と

大人な感じの
クールでカッコいい紺色とグレーの間みたいな色の

空が好き。

いつも
たまらないほどいいタイミングで撮影して
noteにアップしてくださる皆さん、
本当にありがとうございます。心の栄養です。

あ…

今回はお空の話ではなく、お花さんの話だった。

そうそう。

某スーパーマーケットの花屋

いつもお世話になっているスーパーマーケットがある。

そこに、花屋が入っているのだが、

いつの頃からか、
会計を済ませてその前を通ると、

必ず立ち止まって、こっちを向いている花々を
見てしまう。

見ると、

「ぴょり、大丈夫?」「どうしたの?」とか

「ぴょり、頑張って」とか

「ちゃんと休んでね」とか


「ぴょり〜」「ぴょり〜」と、
口々に話しかけてくる。

これは自分が頭の中で
自分に話しかけているだけなのか……

それとも???

何とも不思議なことをいつも体験している。

ぴょりは、何を話すかというと

「おう、ありがとなぁ」
「そうやな、休まんとアカンな」とか

「かっわいい色やなぁ〜」
「うわぁ個性的やの〜この形好き〜」
「お前らも、ちっちゃいけど花なんやなぁ」
「頑張って咲いてんなぁ」とか

最後は「ありがとー」って言って出口へ向かう。

反対の出口から出るときは、
わざわざそこには行かないんだが、通ると……

思い返してみれば

小学校のとき、

家の花壇に植えた1つの球根が
何年もチューリップを咲かせた。


植木鉢でもらったカサブランカを
花壇に植え直して、それも何年も咲いた。

ヒマワリも咲いた。

コスモスも咲いた。

ミニトマトは水をやりすぎて
モッサモサになった。

そういえば、

水やりのとき
出かけるとき
帰ってきたとき…

いつもアイツらに話しかけてた。

「がんばれよ〜」「きれいに咲けよー」
「大丈夫か??」「暑いなぁ」「元気?」
「ただいま」「いってきまーす」
「すごいな」

「今年も咲いてくれてありがとうな」
「今日こんなことあってん」


当時は、返答してくれんかった気がするけど
いろいろ話しかけてたわ…そういえば。

ヒマワリには、
ある日、かなり長い時間話しかけてたことを覚えている。

ヒマワリの前に座り込んで。

明るい話題ではなかったってことだけ何となーく
覚えている。

声に出してたかも(笑)

さすがにスーパーマーケットで声は出さないけど。

ぴょりは、なんかどうやら、
昔からそういう人間らしい。

思い返してみれば 2

近年、時々病むことがあった。

買い物の帰りに度々立ち寄って、
花たちを慈しんでいたような気がする。

花を愛で、慈しむことで心が癒やされていた。

あぁ、そうだったかも。

病んでるときは
職場の玄関に咲いていた花を見てウルっとしたこともあった。

ウルっとした理由は自分ではよくわからないが、何かが込み上げてきた。

そうそう。

そんなことを繰り返したもんだから、
花たちが
今度は呼んで、話しかけてくれるようになったのかもしれない。

ちなみに今日は、
「ぴょり、頑張ってね」「頑張れー」

って口々に言ってくれてた。

多分、今のぴょりの状況、
お見通しなんだと思う。

心の中でいっぱい愛でて、
「ありがとー」って言って花屋をあとにした。

そして出口を出たら、鮮烈な夕空グラデーションが待ち構えていた。

自然が、ぴょりの心にとっては一番の友人なのかもしれない。

そう思った。

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