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予約の取れないサロンになる為にすべき事!まとめ。

予約の取れない繁盛サロンになるためには
常連さんを増やすことが大切だという話をしてきましたが
今回は総まとめです。

リラクゼーションサロンというビジネスの素晴らしさを
貴女に理解して頂きたいのと
比較的 女性経営者の苦手な経営についても触れていきます。


リラクゼーションサロンというビジネスを知る

まず貴女に知ってもらいたいのは
リラクゼーションサロンというビジネスの素晴らしさです。

ホリエモンが提唱する
「儲かるビジネスの4原則」によりますと

1・小資本で始められる

2・利益率が高い

3・定期的な収入が見込める

4・在庫を持たない

この4つを満たすビジネスが最強と言われています。

貴女がされているリラクゼーションサロンというビジネスを
この4つの原則に当てはめてみましょう。


例えば、僕が長年やっていた飲食業と比べてみますと・・・

1・開業する資本は
飲食業が約1000万円~1500万円に対して
リラクゼーションサロンは、約100万円~300万円

2・利益率を比べると
飲食業は約25%~35%
リラクゼーションサロンは約80%

3・定期的な収入という面を考えると
飲食業もリラクゼーションサロンも同じ状況だと考えられます。

4・在庫を持たないという点では
飲食業は、個人の飲食店ですと、食材は1日程度の在庫で
酒類や冷凍食品などは配達の頻度によって
約3日~1週間程度の在庫を抱えていますが

リラクゼーションサロンではほぼ在庫は無いですよね。


いかがでしたか?

リラクゼーションサロンというビジネスが
どれほど素晴らしいビジネスなのかが解ると思いますが

実は、僕のコンサル生さん達は
この素晴らしさに気が付いていない人が多かったです。

この機会に、ぜひ貴女にも
リラクゼーションサロンというビジネスの素晴らしさを
理解して頂きたいと想います。


接客をおろそかにしていませんか?

この記事を読んで頂いている方は
お客様一人一人と真剣に向き合われている方ばかりだと思いますが
僕のコンサル生さん達の殆どの方は

『そこまで考えていませんでした』

と反省されるほど、
接客という部分について深く考えておられなかった様です。

僕は飲食店経営者でしたから
1日あたり40人くらいのお客様と接していましたが
お客様一人一人の顔と名前を覚えるのに毎日必死でした。

ところが、コンサル生さん達の中には
お客様の顔と名前が一致しないという方が多いことにびっくりさせられました。

リラクゼーションサロンの仕事の中で
施術という部分を大切にされている方は多いですが
僕から言わせて頂くと、施術は売上の要素の中の50%で
あとの50%は接客の部分です。

施術と接客の両方を合わせて、やっと100点満点になるものです。

飲食店でいうなら
料理が最高に美味しいとしても、それだけでは50点で
あとは、スタッフの接客やサービスの態度、店内の清潔さなど
それらの要素が50点、合計で100点になるものです。

リラクゼーションサロンで施術だけを意識されているとしたら
それは飲食店で例えると
料理は美味しいけど、店員の態度が悪かったり
サービスレベがは低いお店と同じだという事です。

なので、是非、接客という点においても
お客様の気持ちに寄り添えるような考え方に変えて頂きたいと思います。

僕のコンサル生さんが反省された事例を紹介すると

・自分勝手にしゃべり過ぎていた

・お客様の顔と名前が一致していなかった

・早く帰って欲しいとなぁと思った時もあった

・次回の来店のご案内をしていなかった

・お客様の身体の状態の説明が足りていなかった

・お客様の話に合わせるのが退屈だと思った事があった


などの反省をされてから
もう一度、しっかりと一人一人のお客様の事を大切に考えよう♪

という考え方に変わってから
常連さんになってくれるお客様が増えたとおっしゃっていました。

コンサルの中では
一人一人のお客様との向き合い方や
お客様の気持ちに寄り添う接客などをアドバイスさせてもらっています。

更に、お客様に忘れられない工夫を続けることで
常連さんを失客しないようにするマーケティング戦略もお伝えさせて頂いています。


利益率の高さを知ればお客様の大切さが解かる

では実際に
リラクゼーションサロンの利益率がどれだけ素晴らしいのかを
簡単な数字を使って検証していきましょう。

例えば、貴方が必要な収入は、1か月いくらでしょうか?

仮に、1か月に欲しい金額=利益を50万円だとしましょう。

前提として、家賃、電気代、水道代、消耗品費など
合計で1か月10万円としておきます。


では実際に計算していきましょう

計算式は簡単です

【売上-経費=利益】

利益は、売上から経費を差し引けば出ますから
利益と経費を足せば、必要な売上額が計算できます。

欲しい利益が50万円

経費が10万円

合計すると60万円の売上が必要だと計算できました。

【売上600,000】-【経費100,000】=【利益500,000】

リラクゼーションサロンの場合なら
60万円の売上があれば、利益が50万円出るということです。

50万円の売上なら、利益は40万円

40万円の売上なら、利益は30万円

30万円の売上なら、利益は20万円

20万円の売上なら、利益は10万円

10万円の売上なら、利益は0円

5万円の売上なら、利益ではなく、赤字が5万円となります。


では、1人のお客様から頂く金額はいくらでしようか?

それぞれのサロンのメニューの値段によって違いがあると思いますが
僕のコンサル生さんの事例から計算すると
1時間あたりの施術の料金の平均は約6000円です。

1か月に必要な売上が60万円としたら
600,000÷6000=100人のお客様が必要だと解りますから
1日あたりにすれば4人~5人です。

仮に、一人のお客様からの売上が6000円だとしたら
そのうちの利益は約5000円で、1000円は経費
という数字になりますから解りやすいですね。


なので、1か月に100人のお客様が来店されたら
利益は一人5000円×100人=50万円という計算になり
経費は、一人1000円×100人=10万円という事です。


ここまで解って頂けましたね。


では、飲食店の場合を見ていきましょう

数字が苦手な方は、スルーしてもらっても大丈夫です。

貴女にお伝えしたいことは
リラクゼーションサロンの場合は
一人のお客様から頂く金額のうち利益が5,000円、経費が1,000円

飲食店の場合は
一人のお客様から頂く金額のうち利益が1000円、経費が2,000円ということです。

この数字を見て頂いたら
お客様一人一人が如何に大切なのか
どれほど有難いことなのか
というのが解って頂けると思います。


では実際の飲食店の例を見てみましょう
数字が苦手な方はここからスルーしてください

飲食店の場合は、経費がかなり高いです

仕入れる材料と更に人件費が掛かりますからね。


食材費、酒類、アルバイトさんの人件費を合わせると
売上金額によっても変わりますが
1か月に100万円くらいの経費が掛かるのが普通です。

過去のコンサル事例から利益が50万円のパターンを探してみると
売上が150万円で経費が約100万円
利益が50万円という事例が数件ありました。

欲しい利益が50万円だとすると
なんと、150万円もの売上を上げないといけないのが飲食業なのです。

経費の内訳を見てみると
人件費・・・1日1万円×25日=250,000

食材仕入れ・・・1日1万円×25日=250,000

酒代・・・1か月約200,000~250,000

家賃・・・1か月100,000~150,000

電気、水道など・・・1か月約100,000

だいたいこれくらいの経費が掛かるんです。

そして、解って頂きたいのがお客様一人から頂く利益です。

飲食店では、お客様単価がだいたい3000円だとしたら
そのうち利益は35%なので、約1000円です。


つまり、1か月50万円の利益を生み出すには
500,000÷1000=500人のお客様に来店して頂く必要があるんです。

500人を25日で割れば1日あたり20人です。

1日20人のお客様にサービスさせて頂く為に
1日あたり約3万円の経費が掛かりますから
1日あたりの利益はなんと、約2万円です。

経費が3万円なのに、利益が2万円しか出ないんです。

勿論、もっと多くのお客様に来店して頂ければ
それだけ利益も増えますが
お客様の人数が増えれば、スタッフの数も増やさないといけませんし

仕入れる食材も、酒代もそれに合わせて増えますから
結局は利益率が約35%くらいになってしまいます。

一人のお客様から頂く利益は1000円なので
1日20人のお客様にご来店頂いて2万円の利益
それを25日続けて、やっと1か月の利益が50万円です。

これが飲食店ビジネスの実態です。

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