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生きていればそれでいい

今日もなんだか鬱々した気持ちになった。
家族が熱を出して胃腸炎になったため、再び隔離生活となったのだ。

夏に家族がコロナで隔離生活となったときには、テレビのニュースも外出も怖くて一切できなかったので、部屋で静かに過ごせるのはむしろ心地よかった。だけど、最近は図書館に行ったりメルカリを売りに行ったり1日1回は外出するようになったので、1日中同じ部屋でこもりっきりだと逆に病んでしまった。ちょっとしたことで涙が出てきてあぁまたかと思ったけれど、自分のせいではなく鬱々とした気持ちのせいだと思ったら前より少し気楽になった。

涙を流しながら彼と色々電話をしていたら、気持ちもスッキリして落ち着いた。
話を聞いてくれた彼も、仕事でかなり心にストレスを受けているみたいで心配だ。休みの日に何もやりたいことがなかったり、今まで楽しめていたことができないという。まさに数ヶ月前の私と同じ状態。

好きなことができないのは、心が自分の体に対して「限界ですよ〜」とサインを送っているんだと思う。でも、頭が「自分ならもっと頑張れるでしょ!」と自分の限界を無視してしまう。心が壊れてみないと、そのサインに気づくことができないのがもどかしい。

彼には心を壊してほしくない。
おせっかいかもしれないけれど、休んだり病院で話を聞いてもらったり、違う環境に身を置いたり、いろんな選択肢があると思うよ、と伝えた。

少なくとも私ができることはそれくらいだ。
休職している身で説得力に欠けるかもしれないが、少なくとも一生この辛い状況が続くわけじゃない。自分が適応障害になったからこそ、自分の周りの人たちには心も体も健康でいられるように何かしてあげたいと思った。自分のわがままだとしても。

思い通りにいかなくても生きていればそれでいい。
そう自分に言い聞かせて、日々前に進んでいく。

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