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自己肯定感なんて高めたら、死んでしまう。

それまで(たぶん)順風満帆、からの、とある事情、喪失感により、
ワタシは鬱…になりました。
何かする意欲や人と交流する気力も失い、ただ生き延びていただけの二年間。
体重は163cm39kgまでになり、限界を感じ心療内科に行ったら「うつ病」と。
なるべく薬を飲みたくなくて、漢方系のところ。
その後、うつではなく「境界性人格障害」と言われ、そうなんか・・・とあいかわらず鬱々としていたら、転院先で「境界線ではなくパーソナリティー障害では?」となって、現在、かなり丁寧なテスト?を受けています。

離婚前後の四年間、無気力廃人だったけれど、ようやくいろいろと勉強し始めたので、自分のためのメモと、どなたかなシェアできればと。

ほんとうに落ちている時って、外出も人と話すのもいっぱいいっぱいで、自分の病?について知る気力なんてとてもじゃないけれど、なかった。
こんなふうに自分がたりをするなんて、ありえなかったです。

今も、事情や、鬱など、周囲には相談も告白もできていないです。
言う勇気もなかったし恥ずかしかったし、隠し通せるなら、そうしたかった。

でも、自分にだけは、隠せない。

病院による検査?分析が、重いフラッシュバックを起こしてしまい、何かしていないと、また生きる屍になりそうなので、書き物を始めました。

感想が四つ星で、たくさんの方が「救われました!」「目からうろこ!」という本でも、私は「・・・果たして、ほんとうにそうなのかな・・・」と疑問をもってしまうマイノリティーだし、いろいろ検証してしまいます。
私だって、他の人のように、救われたいのに。

担当の先生がとてもいい方で、押し付けることなく、いろいろとヒントをくれます。この先生に出会う前は、私は、ただただ絶望と無気力で、前に進むことなんてできなかった。
自分が、幸せになることを望んでいるのかどうか、
幸せになっていいのかどうかも。

自分だけ幸せになるなんて、自分で許せない感じ。
自己肯定感を高めるなんて、おこがましいもいいところ‥‥

正直言うと、今だって、前に進めるとは思っていない。

「華麗なるギャツビー」のラストの文のように、なんとか、ここに留まれるよう・・・

So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.

 こうしてぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、流れにさからう舟のように、力のかぎり漕ぎ進んでいく。


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