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「環境」のすごすぎる神秘

こんにちは。
前回の投稿からすっかり時間が空いてしまいました。
継続って難しいですねぇ。

最近はというと、8月の頭にブリスベンの語学学校を卒業し、その後オーストラリアを(ほぼ)一人旅しています。

ブリスベン(→ゴールドコースト→バイロンベイ by a car)→メルボルン→ダーウィン→パース (今ココ)

と短期間でかなりの距離を飛び回っております。

オーストラリア、ひろすぎ〜

恐怖のシャワールーム

いきなりなんですが、日本は夏らしいので怖い話をさせてください。

ダーウィンに滞在している時、僕はバックパッカーズホステルと言われる安い宿(1泊25ドルぐらい)に泊まっていました。部屋は二段ベッドが3つ置いてある6人部屋で、狭い×汚い×臭い×うるさいの4拍子揃っててなかなかの刺激的な環境でした。
まぁそれは置いておいて、ある日朝10時ぐらいに共用シャワールーム(男性用)でシャワーを浴びていたんですね。

こういうとこ。右がそれぞれシャワー個室になってます。

その時シャワールームの個室を使ってたのは僕だけだったんですが、突然若い女性たちの声が響き渡り始めました。あれ、ここ男子シャワールームだよな…と思っていると、続いて爆音のEDMが流れ始めました。さらに女性たちはノリノリで歌い始めたのです。

僕はもうワケがわかりませんでした。何目的?おれ襲われる?朝だけど?怖い怖いと心配になりました。何も見えないのでテンパりながらもとりあえず音を聞いていると、今度は何か床をこする音が聞こえ始めました。そこで初めて気付いたんです。「あ、掃除してる…?」

そう、彼女たちはこのホステルで住み込みでバイトをしているスタッフだったのです。それがわかったので僕は恐る恐る個室を出たのですが、彼女たちは「Hi!」と全然驚く様子もなく、相変わらず大声で歌っていました。

いやあの、日本人としてツッコミどころが多すぎる、と思いました。

・若い女性スタッフが男性のいる男性シャワールームを掃除してる
・シャワー中の人がいるのに確認せずお構い無しで掃除を始める
・音楽かけてる(しかも爆音EDM)
・めっちゃ歌ったり談笑してる

一応、仕事なわけです。なのに、エンターテイメント感覚。というかほぼミュージカル状態。(なんか昔こういうミュージカルあったなと思い出しました)
日本だったら絶対あり得ないことだらけですよね。

でも、彼女たちは本当に楽しそうに働いていました。そして客も「そういうもの」と受け止めているようで、特に文句をいう人もいません。もちろんバックパッカーズホステルという特殊な環境なのでこの例は極端ではあると思いますが、オーストラリアに住んでから「楽しそうにフレンドリーに働いてる」人たちをたくさん見てきました。
人間というのは環境でこれほど考え方や働き方が変わるものなのか、と衝撃を受けまくっています。

環境の神秘

ところでオーストラリアで出会ったとある日本人女性の話(本人に掲載許諾済み)なのですが、彼女はもともと生理の痛みが酷いタイプで、毎月仕事で生理休みを取らなければいけないほど過酷だったそうです。
にも関わらず、仕事を辞めてオーストラリアに来て新たな生活を始めてから、生理が「完全な無痛」になったというのです。僕は生理を経験したことがないので正確にはわかりませんが、これってきっとめちゃくちゃすごいことだと思うんです。環境やストレスが身体に与える影響がいかに大きいかを物語っていると思います。
もちろん、逆も然りで、海外や新しい環境が合わずに体に異変を起こすこともあり得るでしょう。ここで言いたいのは、

「いま自分が生きている環境(地域/仕事/人間関係など)がベストじゃないかもしれない。もっと健康で生きやすくなる環境はあり得るし、それを探すことは人生にとってものすごく価値のあることだ。」

ということです。
だってストレス少なく健康で楽しく生きれた方が絶対に幸せじゃないですか?

僕はオーストラリアには住まない

とはいえ僕はたまに見かける「オーストラリア最高!海外最高!日本窮屈すぎ!かわいそう!ヒャッホウ!」みたいなことはまったく思ってません。(偏見が入っています)
この国好きなんですが、やっぱり多少のストレス感じるし日本最高と思うこともいっぱいあるし日本好きなので、もうすぐ日本に帰ります。
オーストラリアのいいとこ悪いとこ、あるあるとかも話したいのでまたそれは今度書きますね。

ではまた次回!

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