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90歳一人暮らしの祖父を家族7人で見守り!【子どもと孫総出の同時ログイン】祖父宅と常時接続のLIVE映像がいつでも見られる安心の体制

京都で一人暮らしをする90歳の祖父を持つ松田さん(28歳・女性・仮名)は、横浜在住の社会人。夏の猛暑時、遠方に住む祖父がちゃんとエアコンをつけているかが気になり、確認できる手段はないかと検索する中でスマートホームサービスMANOMAに行き着いたという。

いつでも7人がログインできて祖父の映像を見られる万全の体制

「最初は母と叔母にこういうものがあるよと紹介して導入しました。そうしたら母から私の妹に伝わって、叔母からは叔父と従兄弟2人に伝わって。気づいたら7人が見られる状態になっていました。」

松田さんは横浜に一人暮らしで、両親と妹が住む実家は東京、叔母宅も東京にある。それぞれの世帯から離れた京都に住む祖父を見守っている。

こういった映像見守りの機能において、大きな問題はいつ・誰が見るかだ。いくらツールとしてはいつでも見られる状態だとしても、見る人が1人しかいなかったり忙しかったりしては負担が大きく責任も重い。

同時に7人の家族がログインできる状態を作り上げているのは素晴らしい取り組みである。孫世代・20代の松田さんが家族を巻き込んでくれたことが大きいだろう。

離れて住む3世帯それぞれから祖父のLIVE映像が見られる

「自分1人じゃない」という安心感がうめるのも大きい。介護シーンにおいて、誰の肩にどれくらいの荷が乗ってくるか、比重の偏りを解消するにはなるべく頭数が多い方が良い。また、「自分も参加している」という気持ちを持てることも大切だ。なにかしなければという焦燥感や、なにもできていないのではという無力感も、スマホから実家の映像を確認し、親や祖父母の顔を見ることで少なからず解消できるのである。

「ここから声が出るからね」相手の立場に立った説明でスムーズに生活になじませた

「あまり難しいことを説明してもスマートホームなんて分からないと思ったので、『ここから声がでるからね。電話の代わりになるよ。』とだけ伝えました。祖父は電話だと認識しています(笑)」

母と叔母には松田さんからアプリの使い方をレクチャー。分からないことがあったら聞いてとフォローしたそう。

高齢になるほど、自身にとってよく分からない馴染みのないものを嫌がる傾向は強まる。しかし、信頼している家族からの説明であるということと、余計な情報を与えずにメリットだけを端的に伝えることで、日々そこにあっても違和感のないものへと変えていた。

ヘルパーさんが来る時間にカメラをON

カメラ1のコピー

松田さんの祖父宅のカメラ設置箇所は、リビングと寝室の2か所。画角内にはキッチンとその先の脱衣所・廊下がパッと見える位置に取り付けた。温湿度計が見えるところにもつけ、夏の高温時にエアコンをつけているかもちゃんと確認していたそう。

「叔母が祖父の一日のスケジュールを把握しているので、ヘルパーさんが来るタイミングにカメラをONにして様子を見ています。これはヘルパーさんが用意してくれたもの、などが把握できるので、その後の会話の架け橋になっています。実はヘルパーさんが買ってくるトイレットペーパーが好きじゃない、とか(笑)、そういう会話のきっかけにもなっています。」

薬を飲んだかどうか、のように重要な確認ごとからトイレットペーパーの好みまで、家の中でのヘルパーさんとの動きが映像で確認できるので、気づけることがとても多いのだそう。祖父の様子を見てヘルパーさん側に伝えることもしているそうで、映像見守りが介護に関するコミュニケーションの円滑化にまで大きく役立っている。

これからの介護は同時ログインによる複数人見守りが主流に?

孫世代の松田さんから利用状況をうかがって、家族みんながログインしてたくさんの目で見守るということはメリットが非常に大きいと実感した。

最初にICTに疎い世代の家族への説明ハードルさえ超えられれば、今からでも導入できるし、今後、今の孫世代が親を見守る時代には間違いなくそうなっているであろう。

新しい機器やテクノロジーへの苦手意識を払拭し、子どもや孫に聞きながらでもチャレンジしていってほしいと思う。想像している以上に簡単だ。スマホを開くだけで目の前に実家が見えるのだから。

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