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MaNOが大切にする”再現性”の高いヘアデザインの作り方

"再現性"とは

美容室で素敵にカットをしてもらった翌日、シャンプーをして自分でスタイリングをしてみた。「あれ…?昨日と全然ちがう…。」

そのギャップを埋めて、翌日からの髪型にポイントをおくことを
MaNOでは”再現性”と呼びます。

”再現性”もPDCAを回す必要があります。つまり、「どのくらい再現性が高いのか?」をチェックするということです。
お客様に対して直接、やりやすかったのか?を聞く事が「答え合わせ」にな りますが、お客様のスタイリング力自体を上げることも再現性を高める要素 のひとつです。(だからスタイリングレクチャーが大切なのです!) 


再現性を高めるためのPDCA

P(計画)・・・カウンセリング 

カウンセリングシートを参考に、お客様の日常においての「スタイリングス キル」を把握し、再現が可能なヘアデザインを提案します。
把握する=できるだけ日常のリアルを知るということ。お客様がどのレ ベルでスタイリングしているのか?を確信できるまで確認します。 


D(行動)・・・施術 

①現状お客様ができるスタイリングの範囲でヘアデザインを提供する。
②現状よりもスタイリングスキルが必要なヘアデザインを提供する。
(例:コテを使わないお客様に対して、コテを使わないと再現できない ヘアデザインを提案する etc…) 
③パーマや髪質改善などのカット以外の施術によって、再現性の高いデザイ ンを提供する。

①~③全ての施術において、それぞれに必要な【スタイリングレクチャー】 が必須です。
お客様のスタイリングスキルを高めること=再現性を高めることなんだということを理解してください。なのでサロンワークの中で”スタイリングレクチャー”をしないということはあってはいけません。 

全ての指標は「本当に明日から自分でスタイリングできるのか?」とい うリアル(現実)です。 


C(チェック) …【再現性がどのくらい高いのか?】 

これは「お客様」と「自分(美容師)」にしかわかりません。 お客様のリアルな声と自分(美容師)の「ごまかしのない」ヘアデザインの提供が必要になります。 

「ごまかさない」のレベル(プロ意識)が高い 
=再現性カットの習得レベルが高い 
=美容師としての技術レベルが高い 


A(アクション)・・・改善 

実際のお客様の声(本音)や再来時のコンディションを確認し「さらに良くするための改善」を提案します。
もし、お客様が再現性に十分満足している状況であれば、”もっと素敵 になるためには何ができるのか?”を考え提案します。

改善をくり返し、再現性を高めようとする姿勢そのものが他店との圧倒的な差(信頼)を生みます。 改善とは、結果だけではなく改善しようとする姿勢そのものをお客様は見ているのです。

また再現性とは美容師だけで高められるものではなく【お客様と二人三脚で完成するもの】です。 
これを踏まえると、お客様への「スタイリングレクチャー」や「意識改革」は重要なミッションになります。 




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