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猛暑の夏、よしずのススメ

こんにちは。まんねんです。

暑い日が続きますね。天気予報の最高気温を見るたびに、「お風呂の温度かな?」と現実逃避してしまいます。

そんな猛暑の続くこの季節、ぜひおススメしたいのが、『よしず』です。

よしずって何?

先日友人と話をしていたら、「よしずって何?すだれのこと?」と聞かれてしまいました。いい機会なので、大辞林に聞いてみましょう。

よしず【葦簀・葭簀】
葦の茎を編んで作った、すだれ状のもの。立てかけて日除け、目隠しなどに用いる。よしすだれ。[季]夏。

すだれ【簾】〔簀垂れの意〕
細い葦や細く割った竹を、糸で編み連ねて垂らすもの。日よけ・目かくしとして使う。[季]夏。《ありなしの━の風を顧みし/虚子》

現在では、立てかけるものを"よしず"吊るしたものを"すだれ"、と呼ぶことが多いようです。

よしずのどこがおススメなの?

では、なぜよしずがオススメなのか。
理由は、よしずを立てかける場所と窓の位置関係にあります。

これだけの猛暑、テレビやラジオでも、「命を守るため、エアコンをつけましょう」と連日報道されています。
エアコンをつける場合、窓や扉は閉めきります。

このとき、一番部屋の中で暑くなるのは、窓際です。窓ガラスが太陽に熱せられて、窓付近の空気が熱くなるからです。

部屋を暑くさせない
=窓際を暑くさせない
=窓ガラスに太陽を当てない
ことが、大切になります。

そこで、よしずの出番です。

太陽と窓ガラスの間によしずを立てかけることで、窓際の温度があがることが抑えられます。
もちろん、すだれの場合も、窓の外に吊るすことで、同様の効果が得られるそうです。

本当に効果はあるのか?

では、実際の効果を見てみましょう。

この写真は、私の家がある福岡県の、今月の天気と最高・最低気温です。

7月2週目から、太陽マークが並んでいます…少し前まで大雨だったのに!

さて、私は在宅ワーカーなので、平日の日中は仕事部屋にこもりきりです。
机は窓際に置いているのですが、青空が眩しい&暑い!!ということで、7/19に、部屋の窓の外に、よしずを立てかけました。

私の机の上には、Awairという空気品質モニターが置いてあります。

これは、部屋の温度・湿度・二酸化炭素・化学物質・ホコリの5つをチェックしてくれます。
また、それぞれの項目と5項目から算出したスコアをスマートフォンアプリで確認できます。
今回は、こちらのアプリから、温度の上昇の様子を確認します。
ただし、エアコンをつけながら仕事をしているため、グラフの形が美しくないこと、ご容赦ください。

まずは、よしず前日の7/18の様子です。

9時から10時にかけて、ぐん!と上がっていますね。10時以降に温度が下がっているのは、エアコンが効いてきたためでしょう。気温が最も高くなる14時にむかって、気温が上がっています。

一方、よしず当日の7/19の様子です。

グラフの違いが、お分りいただけたでしょうか。
14時に向かって気温が上がっているのは、こ日も同じです。
ただし、それ以前の時間帯について、気温の上昇が抑えられています。
体感でも、窓際の空気はよしず前後で随分と変わりました。

まとめ

この猛暑、気温調整は生存戦略です。
よしず(すだれ)を使って、少しでも、夏を過ごしやすくしてみてはいかがでしょうか。

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