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人生でいちばん幸せかもしれない日々

30代半ばくらいまで常に緊張感とともにある人生でしたが、コロナを機に生まれてから最高に安心感に包まれた日々を送っています。

同じような内容のことを2個前の記事にも書いたけど、あれからずっと人生最高に幸せ状態を維持しています。

幸せとは安心感のことだ、ととにかく実感しています。

衣食住に一切何の心配もない、対人ストレスがゼロ、人はこれだけで簡単に天国と同じ時間を過ごすことができるようです。

去年の同じ時期は、6月の時点でほぼ毎月飛行機に乗り、すごい距離を移動していました。

信じられません。

一年前の自分が全然知らない他人のようです。

いまわたしはどこかに出かけたいという気が一切ないです。

家最高。

家族最高。

毎日が楽しい。

そっとしておいてほしい。

というわけで友人に連絡することもピタリとなくなりました。(こんな不義理な自分にそれでも連絡くれるお友達よありがとう)

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以前は夫が会社、息子が学校、家でしーんとしてるのもつまらないのでわざわざカフェとか行って仕事してたのに、夫がリモートワークをしてる今はその隣でめちゃめちゃ集中してパソコンやってます。

全然できる。

むしろ夫が仕事してる雰囲気を近くで感じてるほうが仕事しやすいです。

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わたしの朝は、夫がお茶をいれてくれることから始まります。

朝起きれないからあったかいお茶いれて、と頼みました。

彼は8:30には仕事開始なので、その前にコーヒーとかほうじ茶とか紅茶をいれて、わたしを起こしにきます。

わたしは目を閉じたままの状態でリビングに移動し、通りすがりに洗濯機のスイッチを押し、あとはお茶を飲みながらソファに倒れて、しばらくボワ〜としています。

洗濯が終わったピーヒャラ音が聞こえたら、やっと起き上がって眠たい頭で洗濯を干し、干し終わったら着替えて化粧して、そこでやっとスッキリ目覚めます。だいたい10時くらいです。

ずっと昔、子どもの時にもそうやって起こしてもらえたらどんなによかったか、と思います。

毎朝毎朝、誰にも優しくしてもらえず恐怖と混乱で慌ただしくスタートしていた幼少期〜高校までの苦しい記憶も、この幸せな朝の連続のなかでじょじょにやわらかく消えていってる気がします。

そう、未成年の期間の自分は周囲の大人に優しくしてもらったことがほぼ無かったことに気が付きました。

いまそれを深刻に引きずってるわけじゃないけど、そのとき得られなかった「優しくしてもらう朝」「急かされない朝」「怒鳴られない朝」をようやくこうして体験し直していることは非常に重要なことだと思っています。

お昼は早めに作って、夫が仕事の片手間にすませられるようにして、12時になったらすぐいっしょに散歩に出かけます。

楽しいです。

彼が会社に行っていたほんの3ヶ月前には想像もできない毎日。

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たった1時間でも仲良くしゃべりながら買い物したりするのが、うれしいわけです。

そのあと、午後は3時間くらいわたしも仕事します。

でも気が乗らなかったら何もしないです。

あとは夫の仕事が終わる5時半までゲームやります。

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こないだまでFF7リメイクを遊んでましたが、いま遊んでるのはドラクエ11です、前は3DSでしたがこれを機にSwitch版を買いました、気がついたら60時間くらい遊んでました、めちゃくちゃおもしろいです、遊ぶの2回目だけどやっぱり最高です。

夫の仕事が終わりそうな時刻になったらゲームやめて、洗濯物を片付けて、それから夕飯の買い物です。

二人で何食べようか?と楽しく買い物します。

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毎日ごはんがおいしいです。

家事は好きじゃないけど、それは一人でやらされてる感が嫌だったからで、夫が一緒に家事に向き合ってくれるだけでその気持ちが消えます。

彼も家で働くようになってからすごく心に余裕ができたようで良かったです。

夜はテレビ見てお酒飲んでます。

(2回だけ、お友達とリモート飲み会やりました、それもめっちゃ楽しかったです)

世の多くの人は自粛生活が辛いらしいですが、いまの生活はわたしにぴったり合ってます。

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夫が鬱で突然会社に行けなくなってそのまま2年引きこもっていた時がありました。

おかげで自分は自力で世界を開くしかなくなり、いろんな人に会えたけど、あの時はやっぱり気持ち的にも経済的にも相当がんばって1人で家族全員を支えてました。

あれからの10年分のご褒美が一気にいま返ってきてるかのように、おそらく人生で最高に幸せといっても過言ではない日々にひたりきっているうちに、noteも放置していたというわけです。

物事いつかは終わります(それを言うんじゃない・・・!!)

だからこそ、すっかり体験しきることが大事です。

わたしは特に贅沢してるわけじゃないのです(むしろ世間と同じように経済は前年度比下方修正です)が、すべてにおいて満ちたりてるため、そうなると人はどうやらあらゆる欲が消えるようにできてるのかもしれません。

いまのこの、何事もないけどとにかく多幸感がはんぱない、という状態こそ、噂には聞いていたが今生の自分には永遠に縁のないものとあきらめていた「おだやかで平凡だけれどもかけがえのない日々」というやつです、完全にこれのことです。

わたしはもう、自分の人生は結局のところ波乱気味と覚悟していたので、突然訪れたこの凪の状態に本当に困惑しつつも、

「やっと来ました!!わたしの人生のバケーションタイム!!!!!!!」

と両手で万歳をして宇宙の大いなるなにがしかに投げキッスを送っています。

このまま人生のラストまでススーーーーと行きたい、行けたらいいな、もうマジでそれ以外の希望などないです。

・・・とか思ってたこともあったなあと、これもいつか記憶の1ページになることでしょう。

そのときの未来の自分よ、何が起きてどうなってるのか知るよしもないが、まあきみのことだからこれまで通り、なんとか乗り越えていくだろう、信じてるぞ。

だからいまはもう少し、この人生のボーナスタイムを満喫するとします。

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太陽に似たかたちをしたウイルスは、いまのところ自分にとっては良いものしかもたらしてない。

不謹慎とはこのことですが、ありがとう。

#日記 #エッセイ #コロナ #リモートワーク #自粛生活 #人生 #哲学


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