【自然農】種を３粒ずつ蒔く本当の理由とは(2020/04/27)

　種はどうやって蒔いたらいいんでしょうか？
バラまけばいいの？　
すじ状に蒔けばいいの？　
点々と蒔けばいいの？
　
　
　はい、どうもこんばんは～、
こーじーでございます。
　
　
　今日のトピックはこちらです。
　
・種を３粒ずつ蒔く本当の理由
・かぼちゃの種を降ろしました
・なぜ種蒔きを「種を降ろす」というのか？

１．種を３粒ずつ蒔く本当の理由

　種は作物の種類によって
いろいろな蒔き方がありますね。
大きく3タイプに分けられます。
バラ蒔き、条(すじ)蒔き、点蒔きです。
　
　今日は、点蒔きについてのお話です。
点蒔きとは、
畝の上に30cm～60cmの間隔で
種を蒔く場所を決め、
一箇所につき数粒ずつ種を蒔く方法です。
　
　
　では、なぜ３粒ずつ蒔くのでしょうか？
　
　
　一言で言えば、「共生」のためです。
　
　
　３粒のうち
１粒は発芽しなくてもいいよ、
１粒は鳥や虫が食べてもいいよ、
でも最後の１粒は人間にください
　
　
　そんな気持ちの表れです。
　
　「なんでもかんでも、独り占めしたい」
　
　そんな気持ちは自然農をやる方には
ないと思っています。
　
　必要な分だけ貰えればいい、
残りは分かち合おう、
そんな優しい気持ちがあるのです。

２．かぼちゃの種を降ろしました

　まんまる楽園にかぼちゃの種を降ろしました。
あ、「種を降ろす」とは種を蒔くと同じ意味です。
　
　
　先程のお話のように、
一箇所に３粒ずつ降ろしました。

３．なぜ蒔くじゃなくて降ろすなのか

　これは自然農の提唱者である
「川口由一」さんに直接聞いた
わけではないので、推測になりますが。
　
　これも優しい気持ちの表れ
なのではないかと思っています。
　
　「蒔く」から連想する光景は、
農夫が種袋から種を掴み、
畑に蒔くというものです。
その時、農夫は立った状態で蒔くので
地表から１メートル位の高さから
飛ばされる感じですね。
　
　
　「降ろす」からはどんな光景が
想像できるでしょうか。
人それぞれかもしれませんが、
こーじーは、しゃがんで地表に
そっと置くようなイメージが湧きました。
　
　だから、「蒔く」ではなく
「降ろす」と言うのではないか
と想像しています。
　
　
　
　あ、なんか今日は
「優しい気持ち」になった
こーじーでした♪

◎＊・・・・＊◎
＊　次の一歩　＊
◎＊・・・・＊◎
　
　種を降ろしてみたい、
優しい気持ちで作物を育てたい、
　そんな事を感じた方は、一度まんまる楽園に
遊びに来てみませんか？
　まんまる楽園では定期的に
体験イベントを開催しています。
　
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