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インナーチャイルドとスターシードと夏至の癒し。違和感をつかまえる。

この写真は夏至の半月前、満月の夜の写真。

前回、インナーチャイルドの存在について書いた。彼女の存在はだんだんくっきりしてきて、私が何かを選ぶとき、迷いがある時は彼女に尋ねたりした。

いつしか良い相棒となっていた。

昨年の秋、私は夏バテの酷いような状態で寝込んでしまった。24時間ぶっ通しで寝ることもあった。気づいたら1日消えている。

飲まず食わずで眠り続けるのだが、ダルさと眠さだけでどこも苦痛は無く、むしろ眠っている間は幸福感があった。闇に落ちるような深い眠りの時もある。目覚める時は、地底の暗黒帝国から駆け登ってきたかのようにゼイゼイ息切れして疲労感もあるほどだった。夢などない真空のような眠りだった。

休みを貰えるだけもらって、仕事は最低限で済ませ、家事もせずにひたすら寝た。オットは病気なら病院へ行けと言ったが、病院へ行く時間があったら眠っていたかった。

病弱だった子どもの頃、微熱でベッドにいる時はよく本を読んだものだ。しかしこの時は、活字を追うのが辛かった。

仕方がないので、ラジオ代わりに動画サイトを利用するようになった。動画なんだけどほぼトークで目を瞑っていても大丈夫なやつを聞く。

何がきっかけだったか覚えていないが、そういうお喋りだけの動画の中で、”スターシード”という言葉を知った。

この動画に出会った人は”スターシード”なんですよ〜そうでなければ出会わないからね。

そう、ぽんと投げ出すように放たれた言葉が心に刺さった。

夜空を見上げるたびに心が「帰りたい」と呟いていた子ども時代を思い出した。私、”スターシード”なのかもしれない。

私は世の中に不正や不幸がたくさんあるのに、私だけが幸せになってはいけないと思うような子どもだった。それと同時に、私はちっぽけで、世界に対してなんて無力なんだ、とも感じていた。

その動画の人は、スターシードが地球上に降りてきたのは地球の波動を上げるためで、それにはスターシードが良い波動を出していることが必要、だと言った。

私が幸せで良い波動でいることが地球のためになる…

この言葉で子ども時代の孤独が救われたような気がした。

だいたい半年前の話だ。

その後、最初の投稿に書いたように、オットが倒れ、父が倒れ、自分のことを考える余裕もなくなってしばらくしたらコロナが来た。

急に時間ができた私は、とことん自分を甘やかした。好きなだけ寝て、好きなものを作って食べて、部屋を片付けつつ、いろんな動画を見まくった。

どうやら2020年の夏至には強いパワーがあるらしい、と知った。

自粛が解除され、6月が始まり、私はコロナのstayhome月間に見つけようとしていたものが何も見つからず、何も事態が好転していないことにイライラしていた。

直前の満月から新月までの期間はモノを減らすのに良い時期だと聞いたので、せっせと部屋を片付けていた。片付けられない捨てられない性分のオットに文句を言うのはもう辞めようと思った。”私”がやりたいことを”私”がやればいいのだ。今までは散らかし放題のオットを口汚く罵っていたけれど、彼のためにイヤな気分になるのは止めようと思った。

私が私のために何ができるか。そこだけにフォーカスしようと思った。

一緒に過ごす時間を大切にする仲良し夫婦のイメージを完全に諦めることにして、その代わり、徹底的に自分の好みとタイミングで動くようにした。

あともう一つ、この時期に得たキーワードは、

「違和感を感じる」

だった。

違和感を感じて、それを取り除くこと。

違和感を感じつつもやらなくてはならない時は、(私は)違和感を感じるが(私が)やると決めた、と認識すること

今までわかっているようでわかって無かった。

違和感を感じているのに引き受けているとき、すごくイヤな気分になり、オットに文句をいい、不満を募らせていた。

それではダメなのだ。引き受けない、もしくはその場は引き受けるが、次回が無いように方策を練る、それが私のためにできる私の役割だ。

この考えに行きあたったとき、私はこれまでどれだけ他人任せだったんだろうと、思った。イヤなことは全てオットのせいにしていた。引き受けなければよかっただけの話だった。

なんかそれがショックで、少し落ち込んだ。せっかくの一粒万倍日も夏至も、何もそれらしいことができなかった。

夏至が明けた。星読みさんたちが下半期の目標を書くと良い、と言うので、いつものように私の中の子どもに呼びかけた。

-Mちゃん、下半期の目標、何がいいと思う?

無反応だった。私の男性性と幼い白い竜がひっそりと寂しそうにしていた。

-あれ?

-私はココよ。

声のする方向を見ると、インナーチャイルドは若くて溌剌とした娘に成長して、そして、私の隣にいた。

私たちは今、常に一緒にいるパートナーとなったのだ。

こういう展開、私も驚いている。そしてこの経緯を記すのに最適な場所を探した。それが今いる場所、noteである。

クリエイター、ではなくてすみません。記録です。とはいえ、読んで下さった方にも幸せが届きますよう願っています。

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