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マレーシア、対面式授業へ向けての動き2つ

マレーシア政府は「9月1日から対面式授業を段階的に再開する」と発表していますが、感染者数は毎日2万人前後だし、ICUも満床の州が多い現状。

対面を待ち望む親ですら「現状で対面式は無いでしょ」というのが圧倒的な見方ですが、教職員のワクチン摂取を優先したり、その他の面でも「対面前提での動き」が多く、やや困惑中です。

●12歳〜17歳のワクチン接種

そんな中、今日発表されたのがこちら。マレーシア保健省が「9月15日から思春期の年齢層にワクチン接種を推奨する文書に署名した」との記事です。

12歳〜17歳の基礎疾患・合併症を持つハイリスクな子から優先に

というのは、以前から志願者を募っていたので同じですが、

16歳〜17歳は全員接種

こちらは、今日確定された事項です。
公立校の学年で言うとForm 4〜5(インター校のYear 11〜12)なので「対面式が確定している受験生は全員接種対象」ということになります。

※Form 6(Year 13)は18歳なので、すでに接種対象です

●いつ、どこで、ワクチン種類は?

【接種開始】9月15日予定
【接種場所】病院、診療所、一部学校に特別設置された接種センター(PPV)
【ワクチン種別】:Pfizer-BioNTech

※現在マレーシアで12〜17歳に認可されているのはPfizerのみ

マレーシア政府は先月「米国でPfizer製ワクチンを接種した10代の患者に心臓関連の副作用の報告があったため、12歳から17歳までの接種計画を保留する」と発表していましたが、今日の報道でGOサインが出された形です(海外紙の報道では、10代男子に心臓系の副作用報告がありました)。


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