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子どもの決断に伴うリスクを親が受け入れること

こんにちは。10歳からペナンのインター校に留学して中華系の高校を卒業し、現在台湾大学4年生の長女(20) の話です。

先日とうとう、台湾でコロナに罹りましてーーー。

夏休み中は日本でもペナンでも遊びまくり、よく罹らないよなぁ...と思っていたらまさかの台湾で!政府が用意したホテルで一週間隔離生活。夏休みの一時帰国後にも隔離が必須だったので、1ヶ月で2回目の隔離!(苦笑)

幸いにも軽症で済みましたが、離れていると何もできないのでヒヤヒヤしますねぇ。でも同時に、親としてホッとしている一面もあります(理由は最後の方に書いてます)。

コロナが奪った若者の時間

彼女は最近、

「このままコロナにビクビクしなら生きたくない!」

と言ってたんですよね。きっとこれ、世界中の若者の声でしょう。

まだまだこれからの20代、全てを経験した親世代とは奪われた時間の大きさが違う。コロナごときに人生奪われてたまるか!と考えて当然だと思う。

台湾はパンデミック中もほぼ普通の学生生活で、それでもこんな風に考えるのだから、他国のお子さんたちのダメージは計り知れないです。

子どもに判断を委ねた、けっこう大きな決断

そして、さかのぼることコロナ罹患数日前。
娘が「ワクチン3回目ってどう思う?」と聞いてきたんですね。

台湾ではまだワクチン回数による行動制限があり、3回目を打ってないとクラブやBarへは入れないんだとか。要するに「自由に遊びに行きたい!」というわけです。

後遺症は?下手したら命に関わるかも?...など不安はあれど、打たないことを強制して我慢させるのも違うなと。

異国の地で人一倍頑張ってる娘、好きにさせてあげたいなと思いました。

何より彼女はもう大人。なので私の意見を伝えた後、自分で決めればいいんじゃない?と伝えました。最終的には自分で決める事もわかっていたので...。

コロナ罹患は悪い結果だけど、ホッとした理由

3回目については特に聞かず。翌週になり、

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