いちご大福

mange共同体のみなさま、おはようございます。ぽかぽか陽気の訪れで心まで温かくなってきますよね。

そんな幸せな気持ちになれる瞬間は、例えば、あま〜いものを食べた時にもやってきます笑

甘党の私は、モチモチした食感が好きで、とりわけ「いちご大福」にハマっています。

今はいちごが旬ですから、とっても美味しいですよ。みなさんもホワイトデーの贈り物にいかがでしょうか。

私が、いつも通りいちご大福を夢中に頬張っていると、つい「あぁ、幸せだなぁ」と声が洩れ、手に持った物体をまじまじと見つめ、ふと、こう思い浮かべました。

「いちご大福は"幸福"の象徴なのではないか?」

丸くて、優しい。

柔らかくて、受け入れてくれる。

甘くて、酸っぱい。

あたたかい色合い。

甘美で刺激的な青春を包み込んだ安息は、ありふれた日常から私を解放してくれます。

「ありがとう。」

「ありがとう。。。」

私は一言お礼をしたい。

きっと、いちご大福に魅せられたmange共同体の同胞たちも同じ想いを抱くはず。

一体、平和の使徒はどこから遣わされて来たのだろう?

大福は、"福"の名を冠するように、古来から幸福のアナロジーとして扱われていたのかもしれない。


起源は室町時代に遡ります。

その時代、うずらの卵のような見た目の「うずら餅」が親しまれ、大きくて腹持ちがいいことから「腹太餅(はらぶともち)」とも呼ばれました。



そして、時は江戸に移ります。

先ほどの「腹太餅」が人気を呼び、それを小ぶりにしたものを「大腹餅」と改めます。
"腹"を佳字の"福"に書き換え、「大福餅」になったということです。



なるほど、江戸時代の人々が私と同じ気持ちになって「福」の字を当てたと考えるととてもロマンチックだ。

時代が違えど、mange共同体の同胞たち。


いちご大福の元祖

発祥は、「いちご豆大福」で有名な東京都新宿区にある「大角玉屋」という和菓子屋だと言われます。昭和60年に発売を開始し、洋菓子ブームの最中、即日人気を博します。


当時の大角玉屋の近所には、フジテレビの社屋が構えており、関係者がその奇抜さ、そして何より美味しさから目をつけることに。

昭和62年には「ザ・ベストテン」で黒柳徹子がいちご大福を番組内で紹介されるまでになります。





どの時代にも、君の宝石に胸をときめかせる人々は居たんだね。


ようやく君のことが分かって嬉しい。


さあ、どうしても伝えなくちゃいけないことがあるんだ。




「ありが……………」




終わりは急に告げられる


幸福は「消え物」

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