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『数学ゴールデン』3巻を読んでみました

この漫画を読んだら、いつのまにか数学の勉強になっていました。

主人公の春一が目指すのは数学オリンピックの日本代表です。3巻では、「夏のプレ合宿」という数学オリンピック代表を目指す学生が全国から集まる合宿に参加することになります。ここで出会うのは、過去の数学オリンピックのメダリストなど新たな数学の化け物たち。ビビる春一、けれどビビってしまうような場所で数学に挑戦できることに興奮も覚えます。
その熱はだんだんと伝播していって・・・という巻になっています。
数学のレベルアップとともに、人間としてもレベルアップしてく主人公の姿をみて、私の娘にも部活でも勉強でもとことん一つ何かに打ち込むものができればいいなあと感じました。
今はハイハイの練習を頑張っている娘。日々レベルアップ!

3巻では、こんな勉強ができました。(以下、内容のネタバレを含みます)

①新幹線の座席が3列と2列で並んでいる意味

春一は合宿に向かう新幹線道中で、一緒に参加する仲間の轟に「数学的センスって何だと思うか?」という質問をします。轟が答えたのは「規則性」。
規則的なところを見つけて、一般化できるのが数学センスとのことでした。
その例として出したのが、新幹線の座席の並びでした。

新幹線の座席って、規則的に3列と2列で並んでいますよね。これにはどんな意味があるのでしょうか。その答えは「複数の乗客の場合に、ひとりぼっちで座らせないため」だそうです。

3列の座席と2列の座席を組み合わせれば、どんな人数の団体だったとしてもひとりぼっちで座ることはなくなります。
これを数式で表すと「3x+2y」。 2以上の自然数なら何でも作れる式になります。
いまは私の娘は大人が抱っこするので席には座りませんが、大きくなって一人で座席に座るようになっても、私と妻と娘で並んで座れるわけですね。
JRさん、ありがとうございます!

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