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七日目 令和元年五月五日 十ニ時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。七日目 令和元年五月五日 十ニ時頃。駿河國 江尻宿。

 船高札の説明看板。近くの巴川に於ける河川交通の御触書であった。

 巴川に架かる稚児橋に立っている可愛い河童。何か巴川にいわれがあったのだろうか。

 清水銀座商店街。五月五日の祝日の昼間なのにほとんど人がいない。これは令和元年の話。コロナのコの字もない時。

 旧街道の面影を残す場所

 梅柴。Google地図では「柴梅」となっているが、家の表札は「柴田」となっているので、「梅柴」と思われる。何の店か。写真を撮った時は寿司屋だと思ったが、改めて見てみると店構えからすると、うなぎ屋のような気がする。

 細井の松原跡。かってはニ百六本の松並木があったらしい。戦時中に松根油を採ったためにここの松が跡形も無くなったという。「無縁さん」の碑がある。旅の行き倒れを祀ったのだろうか。それもつい最近。

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