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八日目 令和元年五月六日 八時半頃

東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。八日目 令和元年五月六日 八時半頃。駿河國 由比宿。

【上段】街道沿いの魚屋。「イルカのスマシ」とは。前回の膝栗毛でこの魚屋の前を通った時、一体スマシというのは何なのか分からなかった。後で調べたらイルカのヒレのことだった。そんなものを食べる風習がこの辺りにはあるのか。実際に食べてみないと、と思っていた。店に入って主人に訊ねてみると、酒のつまみなどにして食べると言う。酒は飲めぬが、つまみは大好物だ。一袋購入した。まぐろの塊。無造作な感じが何とも言えない。

【中段左】和歌宮神社。何の変哲もない無名の神社。

【中段中】写真を撮ったのは、この古そうな常夜灯に目が止まったからだ。弘化三年(1846)の建立。

【中段右】台座にはばっちり盃状穴が彫られている。

【下段左】往時の街道を忍ばせる

【下段中、右】連子格子の家。「美しい格子戸の家(増田家)」と題されている貴重な街道筋の家。

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