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八日目 令和元年五月六日 七時半頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。八日目 令和元年五月六日 七時半頃。駿河國 由比宿。

【上段左】宿の朝飯。干しエビ付き。

【上段中】由比川橋。街道の雰囲気を醸し出そうとしているが、街道歩きの期待とは違う。

【上段右】対岸にある作り物のとなりにあった常夜灯。胴体の竿の部分が自然石になっている。街道の常夜灯としては珍しい。側面に「文化 丙寅(ひのえとら) 十一月」とある。干支によって文化三年(1806)と分かる。

【中段左】由比宿の案内板

【中段中】宿場町の今。

【中段右】明治三十三年創業の庚子銀行本店建物。国登録有形文化財。昭和二十三年より清水銀行由比支店

【下段左】おもしろ宿場館。人形は弥次喜多のどちらか。令和二年には廃業したようだ

【下段中、右】株式会社 由比缶詰所 寄宿舎第三寮。昔の工場の寮は刑務所のような雰囲気があった。塀や門がしっかりしていて、外からの侵入を防ぐ防犯と言うより脱走防止のような感じだった。この寮は間口が狭く奥に細長くなっていた。現在は「和紙と錦織の館」と言う施設になっている。

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