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十日目 令和元年五月八日 八時四十五分頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。十日目 令和元年五月八日 八時四十五分頃。伊豆國 三島宿。

【上段左】 箱根旧街道図。箱根道の入口の看板。やはり箱根は有名なので、看板が充実している。東海道で最も険しい難所と言われる。とにかく足の捻挫には気を付けなければならない。ここで足を故障して引き返すことになるのは大変心苦しい。途中、東京から京都に上る(下る)際に箱根越えで無理をして接骨院で診てもらいながら歩いている人に出会った。まさに「覆車(ふくしゃ)の戒め」と思い気を引き締めたのだった。

【上段中】愛宕坂の説明板坂はきれいに整備されてしまっている

【上段右】愛宕坂から望む霊峰富士。ほんと、日本人に生まれて良かったわ。

【中段左】街道松並木の説明看板。とにかくこの辺りは街道説明看板が多い。

【中段中】 写真では分かりにくいが、畑の野焼きに煙る霊峰富士。昔はこんなのは当たり前だったのだろう。野焼きの匂いは今何処に。

【中段右】榎が残る錦田一里塚。日本橋より二十八里目。

【下段左】初音ヶ原石畳の説明看板。ここも整備されてしまっている

【下段中】街道を切り通しして造られた伊豆縦貫自動車道の跨線橋から望む富士山

【下段右】 萬霊等。寛政三年(1791)建立。傍らにはここら辺の街道沿いでは珍しい単独で地蔵が祀られている。三界萬霊塔のことか。「等」「塔」どちらの字も見られるようだ。

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