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大阪府-フランス・ヴァルドワーズ県友好都市提携36周年〜日仏ビジネス交流セミナー〜

2023年6月1日

大阪府-フランス・ヴァルドワーズ県友好都市提携36周年〜日仏ビジネス交流セミナー〜

コロナ前の32周年に引き続き、4年ぶりに開催。企画・運営・集客をヴァルドワーズ県本体より依頼いただいて実施しました。

当日は、おいかげさまで80名以上もの参加をいただきました!

1ヶ月前に急遽規模を拡大して行うことになった本イベント。
しかもGW中の決定で時間もない、世間は休日期間というところからのスタートでした。
地道にお一人お一人お声掛けをしながらでしたが、
中には、大切な方からの紹介で、松山の事をそんなに知らない中で来てくれた方もいたことでしょう。

またフランス🇫🇷ヴァルドワーズ県の使節団のみなさんも
前回2019年にもやっているもののどんなイベントになるのか想像がつかなかったことでしょう。

おそらく始める前は、みんな不安な中来てくださったと思います。

そんな中、行われた本イベント。一体どんな模様だったのでしょうか。


1.第1部:フランス・ヴァルドワーズ県の魅力

第1部が開始されました。

0.ご挨拶:

マリー=クリスティーヌ・カヴェッキ女史
フランス・ヴァルドワーズ県知事


ヴァルドワーズ県〜世界に広がる扉〜
主要プロジェクトの紹介


ジャン・フランソワ・ブノン氏
ヴァルドワーズ県魅力開発機構(CEEVO)局長



パリから近いヴァルドワーズ県(パリ経済圏に位置)
ヴァルドワーズ県になじみのない方も多くいらっしゃると思いますが、
飛行機でパリに向かった方は、もれなくヴァルドワーズ県に入ったことがあります。
なぜなら、ヨーロッパー有数の空港、シャルル・ド・ゴール空港に降り立ったらその場所こそがヴァルドワーズ県だからです。



脱炭素の取り組み、航空産業全体の水素化の取り組みに向けて強力に推進しています。

また、空飛ぶタクシー構想ではすでに実現化に向けたプロジェクトが進んでいます。



そして、農業と未来の食糧
元々EUの食に対するルールは日本以上に厳格です。
食糧供給の安全性を追求したりそれに伴う物流における環境問題に取り組んだりと人類や地球に資するプロジェクトを行っています。



さらには、ヴァルドワーズ県に進出している日本企業は60社ほどあります。


今回は、アニヴェルセル大阪にて開催。
豪華にも2つのバンケットルームを使用させていただきました。

第1部は、Salon de  fleur(フルール)のバンケット
フランス語で花を意味する部屋

そう結婚式会場で執り行わせていただきました。

80名以上もの聴衆の皆さんが注目されています。


2.日本とフランス・ヴァルドワーズの共創
Co-création entre le Japon et le Val d'Oise, France

ここからは、
第1部終盤:(株)アンシャントマン
代表取締役 松山秀俊による講演

日本とフランス・ヴァルドワーズの共創
Co-création entre le Japon et le Val d'Oise, France


まずは、1.ヴァルドワーズ県の遺産〜魅力の宝庫〜

オヴェール城


ものすごく美しい庭園

この街は、ゴッホ終焉の地とも言われています。
そのため、ゴッホをはじめとした印象派の展示も行われています。しかもデジタルで。


そして、我々日本人として嬉しいのが
フランスで唯一行われている日本映画祭”KINOTAYO”(キノタヨ)を彼らが主催しているということ


アンギャン・レ・バンにあるカジノ・バリエール




そして、アンギャン・レ・バン アートセンター

ここでは、デジタルコンテンツやFashion MANGAなどのファッショショーなどが行われています。


2.日本が生きるフランス〜マンガカルチャー〜

越境EC大手のZenGroupさまによると日本からの出荷量、世界第3位はフランス!
◆フランスで最も売れている商品(カテゴリー)
1)フィギュアとアニメ系グッズ
2)トレーディングカードゲーム(特に ポケモン、ドラゴンボール、ワンピース)
3)レトロゲーム


アンケートでも注目が高かったのは、Japanimation(ジャパニメーション) / Japan×animation

フランスでは、日本のアニメが抵抗を受けたからこそ定着したという事実!



他にもエルメスやルイ・ヴィトン、グッチなどの高級ブランドとマンガ・アニメ・ゲームのコラボレーション事例をお伝えしました。

3.日仏コラボレーション〜共創〜

日仏の魅力を伝えるために日仏マンガファンに届けよう!という提案


フランス・ヴァルドワーズ県との共創の1つにお城での展示会構想

さらには、2024年7月のJAPAN EXPOに日仏で共同出展
これは参加者アンケートでも最も興味があったテーマです。


そして、ファンが喜ぶ施策として擬人化の事例を紹介しました。


セミナーの最後に
第1副知事(雇用・地方発展担当)、ヴァルドワーズ県経済振興委員会CEEVO会長、フィリップ・スール氏が、皆さんの前で『日本が大好きだ』といってくれた事に感動しました。

3.日仏交流パーティ

第2部:日仏交流パーティSalon de jardin(ジャルダン)









『共に人類を魅了する』

心優しいみなさんのおかげで、会場で話した方々みんなフレンドリーで親しくなれたとの声もいただきました。これは日仏両方からです。

機器や通信トラブルが直前まであってその場でなんとかしたり本番司会中にも会場とのやり取りが発生したり
イベントって当日に何かあるのは防げないですが

やはりスタッフおよび参加者のみなさんが作ってくれた空氣感のおかげで進める事ができました。

ありがとうございます!

始めての結婚式場での国際交流イベント。

アニヴェルセル大阪は施設も料理もさることながらおもてなしが良かったです。

また、仏語司会をやってくれたジェフ(在日フランス商工会議所西日本マネージャー)をはじめ、スタッフとして手伝ってくれた中島さん、西原さん、猪原くん、太志のおかげでスムーズに事が運びました。

改めて感謝します。

10年来思っていた事

やっとスタート地点に立てました。

みなさんが、今回をきっかけに『日仏でしたいと思った事』を大切にしてつなげて参ります。

ご参加のみなさん誠にありがとうございます。

また、これからもよろしくお願いします。


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